2020年02月02日

新型コロナウイルスの感染者数がすごい右肩あがりでふえている

仕事で鳥取県境港にある「水木しげるロード」へ。
いきはバス、かえりは電車をつかった。
新型コロナウイルスの影響で、
マスクをしているひとばかりかとおもってたけど、
いつもとおなじ、つまり半分くらいだった。
観光客で駅前はにぎわっていた。

かえりの電車では、反対側のボックスに、
中国語をはなす男性2人がすわった。
写真をとりあって、たのしそうだ。
彼らもマスクはしていなかった。
セキやくしゃみもなし。
とはいえ、もうすこしはなれた席へいってくれないかと、
ついおもってしまった。われながら いやらしい反応だ。
そんなことをおもった自分がはずかしくなる。
男性2人の外国人旅行者はめずらしい。
おおいのは、男女がまじって5,6人というグループで、
そうでなければ男女のカップルか。
わたしには、中国語と台湾語をききわけられないので、
どこの国からきた観光客かはわからない。

新型コロナウイルスをめぐる状況は
1月下旬から、一気に深刻さをました。
中国からひとがでいりしないよう、
いろんなかたちで移動が制限されているけど、
武漢市だけで1100万人という人口や、
中国からいちにちに数万人が外国へ移動していた状況をかんがえると、
新型ウイルスをふせぐのはかんたんではない。
ほんの10日まえまでは、数十人ていどの感染者だったのが、
その後、ものすごい右肩あがりの曲線で人数がふえている。
きょうのニュースでは、感染者が1万4380人といっていた。
前日より2590人もふえており、あすは2万、あさっては3万と、
これからさらに数字はいきおいをますだろう。
突貫工事で武漢市にたてている病院は1000床というから、
できあがったころには すでに患者をうけいれられない。
いくら病院をふやしても、おいつかない状況がうまれている。

島根の田舎にすんでいたら、
新型ウイルスなんて関係ないような気がしてたけど、
ちょっとおでかけしただけで、
きょうみたいに外国人とふれあう機会がいくらでもでてくる。
空港から町にはいってくる旅行者は、日本人・外国人ともすごい数で、
ひととの接触は おおかれすくなかれ さけられない。
いまの社会は、地球規模でひととものがはげしくうごく。
こうした社会は、あたらしい病気にたいしてこんなにもよわかった。
ひとの移動を制限するむつかしが問題の根本にある。
ネットをみると、ゾンビ映画みたいに、
自衛と称して差別がうまれている。
ひとびとのこころまでうしなわれつつあるのがこわい。
マスクと手あらいしか いまのところ有効な手段はないのだから、
できることをして、あまりでかけずにくらすしかいない。
ほんのすこしまえまで、とおい国での 関係ない事件だったのが、
ふえつづける感染者数に ひとごとでなくなってきた。

posted by カルピス at 22:07 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする