2020年02月10日

みごたえがあった富士ゼロックススーパー杯

日曜におこなわれた富士ゼロックススーパー杯をみる。
昨シーズン Jリーグ1位の横浜・F・マリノスと、
天皇杯優勝のヴィッセル神戸との試合で、
今年度最初の公式戦という位置づけだ。

先制したのはヴィッセルで、すぐにマリノスがおいつく。
これを3どくりかえし、3−3で90分をおえる。
攻守のきりかえが両チームともはやく、
迫力のある攻撃が90分をとおしてつづけられた。
点をいれてもすぐにおいつかれるので、
ヴィッセルは いやなかんじがしていたのではないか。
マリノスは、先制されてもあわてずに
自分たちのサッカーをつづけ、得点へとむすびつける。
両チームとも、選手たちが自分のもち味をよくだしていた。
イニエスタはいつもながらのうまさを発揮し、
何本もいいパスをとおす。
マリノスの中川は点こそうばえなかったものの、
両サイドからおしい攻撃をつづけていた。
どちらのチームも、自分たちのスタイルをやりとおし、
みごたえのある試合となった。
Jリーグの開幕まえから、コンディションをととのえ
この試合にのぞんだ両チームの選手たちに拍手をおくりたい。
もうすぐはじまるリーグ戦がまちどおしい。

90分では決着がつかず、さいごはPK戦へ。
ここで、9人連続失敗という珍事がおきた。
両チーム、2人ずつがきっちりきめたあと、
9人のPKがことごとくはいらない。
キーパーにとめられたり、おおきくうかせたり。
こんなにもPKは はいらないものかとおかしかった。
解説の城さんが「なんだこれは」とおもわずもらし、
実況アナウンサーも、「なんということだ」
「こんなことがあるでしょうか」とおどろいていた。
ヴィッセルのゴールキーパー、飯倉選手は、
ながくマリノスでプレーしていたといい、
マリノスの選手はやりにくかったのかもしれない。
いかに失敗は連鎖する、といっても、
9人連続失敗なんて、ふつうではかんがえられない。
14人目の山口選手がきめて、ヴィッセル神戸の優勝がきまる。

posted by カルピス at 22:04 | Comment(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする