第2クッキー工房となるお店ができあがった。
まだ必要な機材がそろっていないし、
そもそも新型コロナウイルスの影響で、
いまはお客さんをもてなせない。
コロナの状況がおちついてくれば、
クッキーをやいたりコーヒーをだしたりできる
居心地のいいお店になるだろう。
お店の名前は「KUKO」。
英語やフランス語をつかいたくなかったので、
エスペラント語をあたってみたら、
やいたおかしやケーキを「KUKO」というらしい。
クッキーとか、おかしとかの意味のエスペラント語は
ほかにもあり、ふつうはそっちがつかわれているそうだ。
でも、つづりと発音がなじみにくかったので、
かんたんな「KUKO」にした。
いまクッキーをつくっている「クッキー工房」は、
となりの部屋を休憩室としてつかっている。
もともとはそこをお店にして、
クッキーや雑貨をあつかうはなしがあった。
となりの部屋なので、店の名前は「となりのお店」。
いい名前だと気にいっていたけど、
ここをお店にすると、休憩をする部屋がなくなるので、
けっきょく実現しなかった。
「KUKO」は、実質的にはあたらしい「となりのお店」である。
「KUKO」という名前を案としてだしたとき、
「となりのお店」という いい名前があるのを
すっかりわすれていた。
「KUKO」だけではさみしいので、
「となりのお店 KUKO」、あるいは
「Tonari no Omise KUKO」にすればよかったと
あとになって気づき、残念がる。
いつも肝心なことはあとからおもいだす。