連休恒例の、ながあるきにでる。
きょねんは、出雲大社から松江までの42キロをあるいた。
ことしは松江市の郊外にコースをくみたて、
レース仲間とふたりで24キロあるく。
気温が27℃まであがり、長ズボンではあついくらいだ。
とちゅう、ジョギングちゅうのランナーをなんにんかみかける。
ほとんどのひとがマスクをつけてはしっていた。
いまでは、ランナーにもマスクがもとめられる
社会的な圧力があるのか。
マスクをつけるなんて、呼吸制限のトレーニングじゃあるまいし、
たのしくはしれない。これだけはなじめそうにないコロナ対策だ。
都会とちがい、ひとがとおらない道をはしっているのだから、
マスクをつける意味はないだろう。
いまやマスクはパンツとおなじで、つけなければ
精神的にはずかしいものになってしまった。
口元をみせるのはふしだらだという社会になりつつある。
玉造温泉が中継地点だった。
旅館がならぶながい一直線に、車とひとをみかけない。
連休ちゅうなのに、シーンとしたとおりが異次元の世界をおもわせる。
観光業界が、どれだけダメージをうけているのかがうかがえる。
{ポツンとうつっているのはつれのレースなかま}
わたしがすきなタイのことをおもった。
タイは観光の国で、たくさんの外国人がおとずれる。
バックパッカーむけの「カオサン」どおりなどは、
外国人旅行者のほうがタイ人よりもおおいくらいだ。
タイマッサージの店は、タイじゅうのいたるところにある。
国内需要もあるとはいえ、観光客をあてにしてる
マッサージやツアー、レストランはたいへんだろう。
いちどは店をたたんでも、再開するだけの体力があればいいけど。
きょねん42キロをあるいたのだから、
20キロちょっとなんて、散歩みたいなものだ、
となめてかかっていたら、けっこう足がはげしくつかれる。
とちゅうでたべたのは、ちいさなおにぎり3個と菓子パン1つ。
5時間で3万2000歩の、おてがるな遠足をたのしんだ。
家にかえったらビールで乾杯、とおもってたけど、
おやつにハンバーガーをたべたらねむってしまった。