朝日新聞の土曜日版beが、「新たな挑戦」について、
アンケートをとっている。
家にいるようになってはじめたことはなにか。
記事によると、31%のひとがあたらしくなにかをはじめている。
1位と2位は、体操と筋トレで、3位が読書。
39名が「文章を書く」をあげており、8位にはいっている。
「文章を書く」がそのままブログではないにしても、
手がるな公開手段として、ブログをかくひとがふえるのではないか。
上にあげたとりくみは、どれもわたしがまえからやっていることで、
われながら家ですごすのにむいた人間だとおもう。
もっとも、なにかあたらしくはじめられるひとは、
あるていど、めぐまれた環境ともいえる。
仕事がなくなったり、さきゆきに不安があれば、
家であたらしくなにかを、どころではないだろう。
アンケートに「はじめていない」とこたえたうちの98人は、
「そんな気分にならない」を理由にあげている。
収入がへり、お金にこまれば、まえむきにうごくのはむつかしい。
わたしの仕事は障害者介護なので、
これまでとおなじように職場へでかけ、仕事をし、
給料をいただいている。ありがたい。
島根だからなのか、わたしのまわりに
「ステイホーム」をしているひとはいない。
ラジオをきいていると、ほとんど家ですごすようになったと、
これまでとの変化をはなすひとがおおい。
都市部では、ほんとうに「自粛」がおこなわれているようだ。
強制力をもたない「要請」でも、これだけ自粛がすすむのだから、
政府や首相のリーダーシップとは関係なしに、
日本は災害への対応にむいた国なのだろう。
くらしているひとたちのしあわせとは関係なしに、
国としては なんとなくやりくりしてしまう。
緊急事態宣言が解除され、やれやれと一息ついたのだけど、
実質的になにかがかわったわけではない。
休館となっていたプールがつかえるようになるのかと期待したのに、
再開にむけて まだこれから審議やら準備やらをするのだという。
ソーシャルディスタンスや、レジでのビニールカーテンは、
すぐにはなくならず、あたらしいスタイルになるかもしれない。
すこしずつ日常をとりもどしたとき、どんな生活におちつくのだろう。