2020年05月27日

さつまいもの苗うえ 貴重な食料にならないといいけど

さつまいもの苗を80本うえる。
わたしは自然農法による 野菜つくりをめざしており、
畑はたがやさず、肥料もつかわないで、草をかるだけ。
さつまいもの苗を30センチおきにならべ、
移植ゴテを土にななめにつきさして、苗をそのすきまにつっこむ。
だいじなのは、草かりをした草をうねにしきつめることで、
こうすれば雑草がはえにくいし、雨がふらなくても
土がそんなにひどくはかわかない。
ビニールマルチといって、
ビニールをうねにかぶせるのが一般的だけど、
お金がかかるし、みためにうつくしくない。
草によるマルチでじゅうぶんだ。
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「自然農法」とさきほどかいたけど、
残念ながらわたしがやっているのは
なんちゃって自然農法でしかない。
本物の自然農法は、草かりなんかしないで、
草のなかにさつまいもの苗をうえるだろうし、
そもそも草のことを「雑草」なんて失礼なよびかたをしない。
自然にあるものを、すべてありがたくいただくのが
本物の自然農法だとわたしはおもっている。
おもっているけど、からだがついていかないので、
わたしがやっているのは あくまでも「なんちゃって」のほうだ。
自然農法から自分に都合のいいところだけをいただいており、
めんどくさくてほったらかしているにすぎない。
めんどくさいので、ビニールのマルチなんてはらないし
(そのかわりに草をしきつめる)、
お金をつかいたくないので、肥料はあたえない。
もっとも、さつまいもは肥料がなくてもよくそだつ。
わたしがやっているさつまいもづくりと、
ほかのひとのつくりかたとのちがいは、
土をたがやさないことと、草マルチくらいか。
クワで土をおこすのはたいへんだし、管理機なんてもってないので、
5年まえにはじめたときに、いちどだけたがやして以来、
土はそのままにしている。
さつまいもの場合、苗さえうえておけば、あとは月にいちど
草かりをするぐらいの手間で秋の収穫をむかえられる。

きょねんまでは、豆やら夏野菜やらをつくっていたけど、
家から車で20分のところに畑があり、
めんどくさくてどうしても足がとおのいてしまう。
なんねんか野菜をつくってみて、
けっきょく、わたしみたいなめんどくさがりやは、
さつまいもぐらいしかそだてられないのがよくわかった。
新型コロナウイルスの影響で、
ちかい将来の食糧不足がささやかれており、
すこしでも自分で野菜をつくれば いきのびられるかもしれない。
苗を80本うえたら、40キロくらいのさつまいもができるはず。
貴重な食料としてのさつまいもにならないといいけど。

posted by カルピス at 21:25 | Comment(0) | 農的生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする