2020年05月29日

朝ごはんのとき 新聞をよむのがだいすき

むかしむかし、家のお父さんは、
朝ごはんのとき新聞をよむひとのことだった。
いま、どれくらいの「お父さん」が
この習慣をつづけているのだろう。
あたらしく家のお父さんになったわかい男性は、
朝ごはんのテーブルで、新聞をよんだりするのだろうか。
朝ごはんのとき新聞をよむお父さん像は、
いまやイメージとしてしか のこっていないかもしれない。

だいたい、朝はいそがしいときであり、
ゆっくり新聞をよんでいる時間はあまりない、はず。
でも、わたしは朝ごはんのときの新聞がだいすきで、
朝ごはんをたべながら、お弁当の準備をしながら、
だらだらと1時間ちかくかけて新聞をながめる。
さいごの日本のお父さんは、わたしかもしれない。
きょうは、とくに気をひかれる記事がおおかった。

・連載小説『カード師』(中村文則)
 いよいよおおづめ。いったいどうなるんだ?
・隔週で連載されている伊藤理佐さんのコラム
 「オトナになった女子たちへ」
 きょうは「きみは知っているか」のタイトルで、
 いつもながらよませる。
・ドリフの時代、その音楽
 山本直純さんのはなしに加古隆さんまでくわわってきた。
・ドイツ「ブンデスリーガ」の再開について
 メルケル首相は、経済回復と感染の第2波にどうむきあうか
・手洗いダンスの反響に勇気をもらった、という
 川崎フロンターレの中村憲剛さん
 サッカー選手として、いまの自分になにができるのか、
 自信をうしなっているときに、
 「PPAP」の手洗い編を動画にアップして、手ごたえをえる。
・再考2020「商業主義 弊害しか見えない」(小田嶋隆)
 IOCも日本政府もでたらめばかり。
 コロナでオリンピックの矛盾がはっきりしてきたいま、
 「(米国の4大スポーツなど)お金の取れる競技は入れず、
 マイナーな競技が集まれば、いい大会になる」というもの。
・「明日は別の日にして」(奥田英朗)
 夏の甲子園までうしなった球児たちへ、
 奥田さんがエールをおくる。
・再開した学校 規制が多すぎる(中学生の投稿)
体育の時間にボールは使わず、音楽では歌わない。グループ学習は全教科禁止だ。先生の話を黙って聴き続ける。休み時間のボール遊びも給食の会話も禁止。(中略)「感染のリスクを考えると仕方がない」と、みんなが口をそろえて言うが、本当にそうだろうか。
・豪州 地方紙36紙廃刊 76紙がデジタルのみに
 コロナで広告料収入がへったため

ネットから情報をえるのがあたりまえとなり、
新聞を家までとどけてくれるなんて、
もうじき ありえないサービスになるかもしれない。
日本から新聞がきえる日がきたら、
わたしの日常はかなりつらくなる。
デジタルでよむ新聞には、なかなかなじめそうにない。

posted by カルピス at 20:58 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする