「ラジオマンジャック」(NHK-FM)は、先週から
「スタジオからの生放送」になっている。
まだレギュラー全員はあつまれず、
赤坂さん・時東さん・門司さん、3人による放送として再開された。
3人はそれぞれ距離をおき、マスクをつけ、
スタジオのドアもあけはなっているそうだ。
内容は、生放送と、名作選の両方をまじえている。
番組におくられてくるメールからは、
こういう無駄な番組があるすばらしさ、みたいなニュアンスで、
ひさしぶりの生放送をよろこぶ声がきこえてくる。
いつもの時間に、いつもの番組を、みんなもとめている。
それが日常の象徴だから。
あんまりもちあげられると赤坂さんはてれくさいようで、
「あっ!いたの」ぐらいのあつかいでちょうどいい、
なんていってる。気もちはよくわかる。
あまりひなたに位置づけられ、いいこになってしまったら
おもしろみがなくなる番組だろう。
きょうは「除菌モード全開」でとどけてくれるという。
誤字脱字番組なので、こまかいことはほっといて、ともいわれた。
「ラデツキー行進曲」にあわせた赤坂さんの歌がおかしかった。
生放送は、やっぱ、いいなー、とおもったら、以前の企画だった。
けっきょくどっちでもよかったりして。
新型コロナウイルス対策がととのってくると、
状況にあわせたマニュアルができて、コロナがあるのを前提とした、
コロナとつきあいながらの生活があたりまえになってくる。
感染が完全にはおさまらなくても、ラジオマンジャックのように、
スタッフの人数を制限し、スタジオでの収録がつづけられる。
せんじつの記事でかいたように、
わたしがいくプールも「新しい利用方法」をとりいれて、
利用できるようになった。
更衣室はリスクがたかいということで、
ジムを利用するひとは、更衣室、そしてシャワーがつかえない。
プールを利用するには、会議室が更衣室になり、
いちどに7人まで、という制限がかかっている。
施設にはいるにはマスクをつけなければならないし、
はいるとき・でるときは、消毒がもとめられている。
映画では、県民会館が、500席あるホールの定員を100人にして、
おためしの上映会をこころみだした。
ホールや映画館は、こんな形でつかうようになるのだろう。
わたしがにがてなマスクとソーシャルディスタンスは、
あと何年か つきあわないといけないのかも。
NHKーBSでサンチャゴ=デ=コンポステーラの巡礼をとりあげていた。
わたしも、いつかあるいてみたい、とおもっている巡礼コースだ。
番組によると、宗教への関心はひくくなっているのに、
ながい距離をあるく「旅」として、だんだん人気がでているという。
コロナの影響で、いまは巡礼旅はできないだろう。
65歳に実行しようとおもっていたので、
そのときまでには、自由に国境をいききし、
旅行ができるようになっているだろう。
わたしにとっては6年さき ぐらいがちょうどいい。
番組としてとりあげるから当然とはいえ、
巡礼をしているひとは、それぞれなやみをかかえている。
まじめに仕事をしすぎて、つかれはてたひとや、
ちいさいころからゆっくりものごとをすすめられず、
ついセカセカとうごいてしまうひと。
もっと楽に生きられたらいいのに、とおもった。
巡礼路をあるいていると、まわりにたすけられて、
やさしい気もちになれた、みたいなことをみんないう。
わたしは、もし1600キロをあるきとおしても、
きっとなにもかわらないとおもう。
ひとにやさしくなんて、なれそうにない。
それでもサンチャゴへの道をあるくときめている。