土曜日の夕方4時になると、この番組をききながら、
ブログをかくのがわたしの定番になってきた。
そのまえに、ひるねをするのも土曜日の定番だ。
ひとの生活は、定番でできているといってもいいのではないか。
朝日新聞土曜日版beも、あたりまえだけど
土曜日だけにきょうの定番だ。
コラム「それぞれの最終楽章」は
特老の施設長、若山さんが「ペットとともに」をかいている。
この特老は、ペットといっしょにはいれるというからすごい。
特別養護老人ホーム「さくらの里山科」では、
犬10匹、猫9匹が、約40人の入居者と住んでいます。入居者が連れてくる以外に、殺処分されそうな犬や猫も引き取っています。大好きなペットと一緒に最後までー。そんな思いを支えるために、「山科」を立ち上げました。
(入所者のひとり山口さんは)「喫茶店イベント」には、亡くなる半月ほど前まで、毎回来ていました。職員とボランティアが運営する喫茶スペースで、本格的な機械でいれるコーヒーを150円で飲めます。入居して2ヶ月目には車いす生活になりましたが、ひざの上にチロを乗せて、喫茶店イベントに参加していました。
山口さんが亡くなるときには、チロが枕元にいて、
チロにみとられながら、山口さんは旅だったそうだ。
「さくらの里山科」のブログをみると、
ネコたちがソファでねむっている。
https://ameblo.jp/sakuranosato-yamashina/entry-12608580293.html
動物たちといっしょにくらすには、
衛生面への配慮や、動物の病気・ケガへの対応、
動物どうしの相性など、たくさんの仕事がでてくるだろうけど、
こんな特老にはいられたらしあわせだ。
わたしは、いまいっしょにいるココを家にむかえるとき、
さいごまで世話ができるかどうかをかんがえた。
わたしのほうがさきにいってしまい、
ココが途方にくれてはたいへんだから。
特老にははいりたくないけど、「山科」だったらお世話になりたい。
10年以上まえ、歯がすごくいたくて、
わたしはつらい夜をすごしたことがある。
家にいたネコのピピがわたしによりそってくれ、
その存在がどれだけありがたいかに感謝した。
死ぬときは、家族でなくても、
なかよしの動物がいっしょだったら、おだやかにいけるだろう。
わたしはいま、障害者介護の仕事についているけど、
動物を施設のなかにとりいれようとしたら、
さまざまな問題がでてくる。
「大好きなペットと一緒に最後まで」を実現させた、
「さくらの里山科」のすばらしいこころみに、あつい拍手をおくる。
きょうから、もうひとつの土曜日の定番、
Jリーグの実況放送が再開される。