2020年07月09日

クッキー工房「KUKO」の開店から3週間

「KUKO」がオーブンして3週間がすぎた。
これまでクッキーをつくっていた部屋は、
ふえてきた利用者には つかいにくくなったので、
あるいて200メートルのところに
あたらしくひらいたお店が「KUKO」だ。
改修工事がおわり、いつでもお店をあけられたけど、
ちょうど新型コロナウイルによる自粛期間となったため、
営業開始がおくれてしまった。
そのあいだ、お店のまえをとおるひとは、
いったいここはなんのお店なのだろうと
気になっていたようだ。
とくに開店をしらせる看板はだしていないのに、
いちにちに、なんにんかのひとがお店をのぞき、
クッキーやプリンをかっていかれる。
かくれがみたいなお店もかっこいいね、と、
情報誌には開店をおしらせしていないし、
SNSによる積極的な宣伝もしていない。
なによりも、営業時間が10時から16時と、
会社つとめをしているひとにはたずねにくいい時間設定だ
(土日、祝日は休業)。
名実ともにまぼろしのお店として、ひっそり、そっけなく営業したい。
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店内には、AMラジオの番組がながれている。
気のきいたオーディオなどではなく、
棚のしたにおいてある、レトロなラジカセなのに、
音響効果をかんがえつくした装置のように、クリアな音だ。
ふるいのか、あたらしいのかわからない空間となり、
いかにも「KUKO」らしい、それらしい雰囲気をだしている。

駐車場もないので、「KUKO」にこようとおもったら、
どこかはなれた場所に車をとめ、
いくらか あるかなければならない。
でも、都会では、駐車場がないお店なんてあたりまえだろう。
しばらくやってみて、駐車場がないことは
「KUKO」のつよみかも、という気がしてきた。

コロナの影響で、いまはクッキーとプリンだけの販売だけど、
もうすこしおちついたら、コーヒーメーカーでいれた
ドリップ式のコーヒーをやすく提供し(寄付ていど)、
お店のなかでクッキーやプリンとともに
くつろいでもらえたら、とおもっている。

みためがおちついていて、かつ そこそこおしゃれなので、
こんなお店ではたらきたいと、就労継続B型事業所として、
これから「KUKO」は人気がでるにちがいない。
いまはいちにち平均6人の方が利用されているけど、
すぐにまた手ぜまになりそうだ。

posted by カルピス at 22:22 | Comment(0) | 介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする