・なぜトラネコのひたいには(M)の文字がうかびあがっているのか
・サッカーはなぜみるひとのこころをはげしくとらえるのか
・ビールはなぜうまいか
・なぜ川崎フロンターレは6連勝してるのか
わかるわけない。理由なんてわからない。
フロンターレの6連勝は、それらしい理由があげられそうだけど、
それにしても仮説にすぎない。
世の中には、理由なんてわからないことがたくさんある。
もともとは、あたらしく家にきた子ネコのひたいに、
まえからいるココとおなじ(M)の文字を みとめたことにはじまる。
おなじトラネコだからあたりまえだ。
でも、なんでトラネコといえば (M)なのだろう。
そういえば、岩合さんのネコあるき(外国編)にも、
(M)がはいったネコが登場した。
トラネコは世界中にいて、世界じゅうのトラネコは
ひたいに(M)の文字をいれてるって、すごく不思議だ。
遺伝学からみれば、ちゃんと理由があるのだろうけど、
そこまでふかくさぐるつもりはない。
サッカーの魅力については、
きゅうにサッカーずきになったわたしにたいし、
ふるくからの友人が、なぜそんなにのぼせるほどの魅力が
サッカーにはあるのか、とわたしにきいてきた。
しばらくかんがえてみたけど、
そんなこと、わたしにわかるわけがない。
野球のおもしろさや、バスケットのおもしろさだって、
理論整然と説明するのはむつかしいだろう。
説明されても、それにだれもが納得できるわけでもないし。
ビールのうまさだって、理由はさまざまだろうから、
それをぜんぶあげられても、自分の気もちとは はなれてしまう。
新書うりばをあるくと、
「なぜ〜なのか」というタイトルをいくつもみかける。
みんな、「なぜ」をしりたがり、
おおくのひとがその疑問にこたえようとしている。
ひとの会話だって、疑問文がおおく、
そのなかでも「なぜ」がいちばん話題にされているのでは。
理由をほんとうにしりたいからというよりも、
とりあえず「なぜ」をわたしたちは口にしたいのかもしれない。
自分で「なぜ」といいだしておいて、
平気で「わかるわけがない」とひらきなおる。
めちゃくちゃな論理だけど、
こんなことを自由にかけるから ブログはたのしい。