べつやく れいさんの
「ノンオイルにオイルを足してやりました」
がおかしかった。
https://dailyportalz.jp/kiji/nonoil_ni_oil_wo_plus
ノンオイルの青じそドレッシングがすきで、
「何にかけてもうまいし、ノンオイルだからカロリーも気にならない」
といっておきながら、べつやくさんがおもいついたのは、
ノンオイル、オイルなしでもうまいのにそこにオイルを入れたら・・・。
だった。
さらにそのあと「塩分控えめ」に塩を足したり、
「甘さ控えめ」に砂糖をたしたりもためしている。
オイルや塩をたせば、ノンオイル、
そして塩分ひかえめをかった意味がないのに、
そっちのほうがおいしいのでは、と
あえてオイルや塩をくわえる発想がすばらしい。
べつやくさんの発見は、ヘルシーがうりのサラダチキンに
オリーブオイルをたっぷりかける、というもの。
脂質をできるかぎりとりのぞくことで、
商品の特徴をアピールしようとした製品開発部のひとたちは
べつやくさんのこころみに、がっくりヒザをおるのではないか。
ビールみたいにおいしいといわれているノンアルコールビールに
ふつうのビールをいれたら、さらにおいしくなりそうだ。
糖質オフのパンがそこそこの味なら、
たっぷりジャムをぬったら、すごくおいしくなるはず。
べつやくさんのこの記事は、
「ひかえめ」をありがたがる消費者の目をさましてくれる。
ヘルシーとか、カロリーオフとかにまどわされず、
自分の舌をしんじ、どんどんオイルや塩をたしてみたくなった。
ひかえるより、我慢しないでくわえるほうがたのしそうだ。