2020年08月13日

シュノーケリングへ

ちかくの海へシュノーケリングにでかける。
自動車を、30分ほどはしらせたら海にいけるのが島根のよさだ。
高速道路をとおるわけでもなく、
ふつうにはしって、なんとなくついている。
ことしは梅雨あけが7月31日と、平年より1週間おそく、
すぐにお盆がきたかんじだ。
子どものころ、お盆には海へいくものじゃない、といわれていた。
家でおとなしくすごいしなさい、という意味と、
そのころになるとクラゲがでるのを心配したのだろう。
きょうはもうお盆だけど、夏がずれこんだので、
ことしはじめてのシュノーケリングとなった。

浜のいりぐちには「公園の利用や、海水浴の自粛」
をもとめる看板や、はり紙があった。
更衣室をつかうわけでもなく、ひとりでおよぐのだから、
まあいいだろうと、すこしうしろめたくおもいながら
水中メガネと足ひれをもって岩場へ。
中高生らしいグループが10人ぐらいと、
親子づれがなん組か 水につかっていた。
完全にひとけがないと、さすがにはいりにくいけど、
ほかにもつれがいるのに安心しておよぎだす。

この日は猛烈なあつさというわけではなく、
といって水温がつめたくもなく、
シュノーケリングむきのお天気だった。
ひやけを心配せずにプカプカとただよってすごす。
さいわいクラゲはみかけなかった。
わたしは海のなかをのぞくのがすきなので、
ふかくもぐったり、貝をさがしたりしないで、
足もあまりうごかさず、ただういているだけ。
小魚がむれでおよいでいるのをみるのはたのしいし、
ときどき30センチくらいのおおきな魚にもであう。

つかれると、たいらな岩のうえにあがってやすむ。
足ひれをおしりの下にしき、
ほかの海水浴客のうごきをぼんやりながめる。
気のせいか、いまひとつもりあがっていないようにみえる。
無理してさわいでいるかんじ。
「自粛」のおしらせが、はしゃぎたい気もちに
ブレーキをかけるのではないか。
「自粛」なんていわれると、
あそんでやるぜー!と開放感にひたれない。
わたしもまた、さいごまでうかない気もちがきえなかった。
1時間ほどできりあげ、車につんできた
ポリタンクと洗面器で からだについた海水をながす。
更衣室がなくても、浜できがえられるのも島根のよさか。

posted by カルピス at 17:22 | Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする