2020年08月25日

マスクにくるしんだ今年の夏

梅雨にはいったころ、いまでもマスクをしているとくるしいのに、
これが夏になったら、どんなにたいへんだろう、とはなしていた。
気温がたかくなくても、マスクをして散歩したら息ぐるしくなる。
夏のあつさの中、マスクなんてできるのだろうか、
という心配どおり、くるしみながら8月の下旬をむかえている。
夏というだけでたいへんなのに、そのうえマスクでさらにあつくなる。
マスクになれたのではなく、ひとの目がないところ、
ひととの距離をとれるところではマスクをはずしてすごした。
冷房のきいた部屋のなかならまだしも、
外でのマスクは、熱がこもってとても不快だ。

新型コロナウイルスの感染は、
7月にはいると第二波というべき状況になってきて、
マスクはますます手ばなせない。
ウイルスを予防するという本来の意味よりも、
マスクをしてます、という、メッセージをおくるための、
なんちゃってマスクだけど、
まわりとあわせてしまいがちな日本人は、
あつくなってもマスクをつけつづけるひとがおおい。
とはいえ、あつさのなかでは熱中症の心配もでてくるので、
夏は積極的にマスクをはずす場面をかんがえたほうがいいのでは。
まわりとの距離がとれるのであれば、マスクをはずしましょうと、
信頼できるひとがいってくれたら、どれだけ楽になるだろう。

車ですれちがうひとをみていて いちばんかっこわるいのは、
マスクをアゴまでひきさげたつけ方だとおもっている。
男だけでなく、女性でもそうやっているひとをみかけるけど、
これをやると、いっきょにおっさん度がたかまる。
いちいちマスクをはずすより、アゴまでさげるほうが
めんどくさくないので ついやりがちだけど、
だれがやってもかっこわるくみえるので注意したほうがいい。

片方の耳だけのゴムをのこし、
耳にマスクをひっかけるやり方のひともおおい。
片方だけからマスクがたれさがっているのだから、
おかしそうだけど、あんがいまともにみえる。
アゴマスクより、こちらのほうが、はるかに知的な印象をうける。
マスクを顔からはずすより、清潔にたもてるので、
衛生を気にしながら楽な姿勢をとるのにむいている。

ジョギングのときにもマスクがもとめられる雰囲気があり、
はしっていて ひととすれちがうときには気をつかう。
プールではマスクをつけなくていいので、
ことしの夏は、ジョギングをやめて水泳だけにした。
なんだかんだいって、わたしがマスクをつけてる時間は、
客観的にみれば そんなにながくない。
ひとりであるくときはマスクをつけない。
マスクをとりだすのは、お店にはいるときだけだ。
新型コロナウイルスとマスクの関係があきらかになり、
本来的な意味をはなれたマスクの使用がなくなれば、
息ぐるしさはずいぶんすくなくなるのに。
予想していたとおり、あつさとマスクの両方にくるしむ夏となった。

posted by カルピス at 23:06 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする