35℃以上という猛暑の日がつづき、
無理しないでからだをやすめているわたしだけど、
こんなときに外をはしったら どうなるだろう?と、
こわいものみたさの好奇心がわいてきた。
レース仲間がジョギングにさそってきたので、
ことわらずに うけてたつことにする。
これまでに35℃以上の日にはしった経験は もちろんある。
ただ、ことしはからだをあまやかしてきたし、
最高気温が32.7℃の日でさえ、あまりにもくるしくて、
もうあつい日は はしるのをやめよう、と
「ことしの決心」につながった。
いまのわたしに猛暑をはしるちからはあるだろうか。
きょうはしるにあたり、当然ながら 水分の補給に気をつけた。
熱中症になると、水をのもうとおもっても
からだがうけつけなくなるそうで、
そんなことになったらたいへんだ。
はしるまえにもたくさんのんだし、
ペットボトルを片手に、はしっているとちゅうでも
合計1.5リットルの水をのんだ。
からだの水分がきれてくると、てきめんにくるしくなる。
とちゅうに水を補充した公園では、
頭から水をかぶる。
はしりはじめた午前10時、
道路わきにある温度計は34℃をしめしていた。
いつもゆっくりなはしりだけど、きょうはとりわけおそい。
9キロに67分もかかった。
ヒザからしたをちょこちょこうごかすだけで、
上半身と下半身がぜんぜん連動しないはしりだ。
それでもくるしくて、とちゅうであるこうかとなんどもおもった。
パートナーがいたからなんとかはしりつづけたけど、
ひとりではとても完走できなかっただろう。
家にもどるとポッカレモンをいれた氷水をたてつづけに4杯のむ。
水風呂に10分くらいつかって熱をさます。
「こわいものみたさ」のイベントは成功し、
じゅうぶん猛暑のこわさを肌でかんじた。
どうかんがえても これはからだにわるい。
ことしの夏をしめくくるのにふさわしい
いちどやればじゅうぶんな酷暑ラン体験だった。