1時間ほどひるねをする。
ひるねはみじかい時間できりあげないと、
すっきりおきれなくなるそうで、
15分から、ながくても30分がすすめられている。
そもそも1時間もひるねをできる職場などないから、
平日は、どうしても15分ていどできりあげることになる。
わたしの場合、やすみの日のひるねがだいすきなので、
目ざまし時計をかけず1時間くらいねてしまう。
たしかにながい時間のひるねは目ざめがわるく、
しばらくボーッとしたまま意識がはっきりするのをまつ。
わたがはじめて仕事をしたのは、
地元にできたスイミングスクールで、
そこの主任コーチがひるねの信奉者だった。
ひとりでねるのではなく、若手の男性コーチをさそい
プールでつかうマットのうえに、なんにんかでねそべる。
午後からの仕事まで、15分しかなく、
そんなみじかいひるねなんて めんどくさくおもわれたけど、
いざやってみると、効果はてきめんだった。
おこされたときは、べつの世界にほうりこまれたみたいに
頭とからだが混乱している。
こりゃとても仕事なんかできない、とおもうけど、
しばらくすると意識がもどり、こんどはすっきりする。
それまでひるねなんて、子どもと老人がするものだと
バカにしてたけど、たった15分の劇的な効果におどろいた。
土曜日のひるねは、そのあとだらだらすごす時間とセットだ。
午前のうちにジョギングをすませているので、
午後はまるごとなにもしなくていい「予定」になっている。
ベッドのなかで本をよんだりラジオをきいたり。
土曜日の午後をたのしみに、一週間すごしてるようなものかも。
きょうは、子ネコのプリンが「昼寝後」につきあってくれた。
そういえば、ネコにはひるねという意識があるのだろうか。
ひとといっしょにくらしているネコは、
夜行性ではなく、夜になるとねる。
ネコにとって、どのねむりが本格的な睡眠で、
どれがひるねなのか謎だ。