9日間のプチバカンスも、きょうから終盤にはいる。
もうあと3日しかない(まだ3日あるのでジタバタしたい)。
これまでジョギングと日常の家事をくりかえすだけで、
ほんとに「ステイホーム」だった。
まいにちおなじコースをはしるのにもあきてきたので、
あるきの師匠をさそい、ながあるきにでかける。
いつものように20キロを目標としてコースをつくった。
ながくあるこうとするとき、コースにたいし、
かかる時間がなかなか予想できない。
たいていは、9時半にあるきはじめ、
12時にお店なりスーパーにたどりつこうとするのだけど、
これまでうまくいった ためしがない。
どうしても距離とペースをあまくみつもってしまい、
お昼ごはんが1時をすぎてしまう。
きょうも まったくおなじ経緯をたどった。
時速5キロのスピードであるいているのに、あんがい距離がのびない。
予定していた場所が まだまだ先にある。
きょうは最高気温が14℃の予報だったので、
いつものようにスーパーでサンドイッチの材料をかい、
宍道湖岸でたべるつもりだった。
でも、なかなか温度があがらず、外でたべるにはさむすぎるお天気だ。
とちゅうから予定をかえて、
ときどきお世話になる スリランカカレーのお店でのお昼にきりかえた。
お店が2時にしまるとすると、1時には到着したいところだ。
あと1時間しかないので、ペースをさらにあげる。
それまでだってかなりはやあるきだったのが、
さらに足をはやめ、ひたすら距離をかせぐ。
とちゅうから、なんでこんなにいそいでいるのかと、
自分たちがしていることがおかしくなってきて、
ヘラヘラわらいながらあるく。
かんがえてみれば、べつに1時でなくてもお店にはいれるだろうし、
だめなら外でサンドイッチをたべればいいだけのはなしだ。
それを、自分でかってに条件をせばめ、
なんとしても1時までにつかなければと、そればかりが目的となる。
景色を愛でる余裕などなく、ただがむしゃらに足をだすだけという、
狂気に一歩ちかづいた お昼まえのラストスパートだった。
でもまあ、スリランカカレーのお店にして正解だった。
お店のなかはあたたかく、つかれたからだをやすめられたし、
スパイスのきいたカレーはお腹のなかを気もちよくしてくれる。
カレーは薬膳、が実感できる お昼ごはんだった。
かえりはいつものように宍道湖岸で休憩する。
お昼ご飯をめざしてのいそぎ足でつかれはててしまい、
足がまえにでない。1時間ほどベンチでおしゃべりをする。
22キロ(3万1000歩)をあるき、
プチバカンスに変化をつけるイベントとなった。