2021年01月25日

でんでんコンバーターをつかったKDPでの本づくり

きのうKDPのアカウントをチェックすると、
KDPでつくった
『村上春樹作品にでてくるスパゲティの量が気になる』が
「出版準備中」から「販売中」にかわっていた。
とうぜんのながれとはいえ、すごくうれしい。

KDPによる、これが3つめの本で、
いちばんはじめにつくったのは2014年、
つぎが2019年、そして2021年と、
間隔があいているので、そのつどつくり方をわすれてしまう。
でもまあ、わたしたちには、でんでんコンバーターという、
つよい味方がついている。
https://conv.denshochan.com/
コンテンツとなる原稿があれば、
それをでんでんコンバーターにアップロードするだけで、
あとは自動的に電子書籍の書式であるepubにかえてくれる。
「もくじ」だってでんでんコンバーターがつくってくれるし、
小見出しをたてるには「#」をつければいい
(「#」の数がおおくすれば、フォントがちいさくなる)。
本からの引用には「>」をつかえばいいのが今回わかった。
わたしはやったことがないけど、本文のなかに写真だってとりこめる。

基本的にはかんたんな作業だけど、
わたしはテキストファイルを
「txt」で保存するのがなかなかうまくいかず、
なんどかやりなおした。
それと、epubを「ブック」で表示させると、
「小見出し」が やけにおおきなフォントになっている。
なんどかやりなおしてもかわらない。
キンドルでのプレビューはうまく表示されるので
このときの表示は、気にしなくていいみたいだ。

さいごはいよいよキンドルでの本つくりにうつる。
キンドルのサイトをひらき、本のタイトルとかの情報をいれ、
でんでんコンバーターがつくってくれたepub書類を指定すれば
あとは自動的にキンドルが本にしてくれる。
1回目の本つくりでは、きめなければならないことがおおいけど、
2回目以降はそれらが一挙にはぶかれるのでかんたんだ。
キンドルのプレビューでは、あたりまえながら
まるでキンドルでよむような本にしあがっていてうれしくなる。
「もくじ」にはリンクがはられ、それぞれの項目へすぐにとべる。
自分の原稿が、こんなりっぱな本になるなんて、と
つくるたびにおなじようなよろこびにひたる。
本ができあがっても、しばらくは「出版準備中」の表示だけど、
最長でも72時間まてば「販売中」にかわる。

自費出版にくらべKDPはぜんぜんお金がかからないので
ほんとにお手がるな本づくりだ。
それでもうけようとするとたいへんなのだろうけど、
わたしはぜんぜんたかのぞみをしてないので、
自分の本ができたという、ただそれだけでうれしい。
つくったことで満足せずに、宣伝をすればいいけど、
SNSはアカウントをもつだけで、
積極的につかっておらず、こんなとき役にたたない。
宣伝しまくる性格ではないから、どのみちSNSはいかせない。
それでいて本はつくりたいのだから、ややこしい心理だ。

posted by カルピス at 21:22 | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする