プールでおよごうと、うけつけの紙に、
日付や住所、それに体温などをかきこんでいたら、
「更衣室がつかえるようになったのはごぞんじですか?」
とたずねられた。
きょねんの春に、島根県ではじめての
新型コロナウイルスの感染者がでたとき、
プールとトレーニングルームがすぐに閉鎖された。
2ヶ月ほどして また利用できるようになったけど、
「あたらしい利用方式」がとりいれられ、
プールもトレーニングルームも、20人以下に利用が制限された。
トレーニングちゅうでもマスクをつけないといけないし、
なによりも更衣室がつかえないのが不便だった
(プールの利用者には、更衣室として会議室があてられた)。
マスクをしてのトレッドミルや、
汗をかいたまま家にかえるのはいやだったので、
わたしはこれまでに1どしか利用していない。
更衣室がまたつかえるようになり、
シャワーをあびられるのはうれしいしらせだ。
こんなふうに、すこしずつ柔軟な対応をとるようになれば、
新型コロナウイルスによるストレスは いくらかかるくなる。
スーパーなどのアクリル板とか、レジをまつときの間隔とか、
じっさいにどれだけ効果があるかうたがわしい。
新型コロナウイルスがはやってから1年たつのに、
あいかわらずおなじ対策がとられているのはおかしくないか。
たいして効果がなさそうなものは、
すこしずつはずしていけばいいとおもう。
コンサートやスポーツの試合は、
感染対策のマニュアルがととのってきたようで、
完全に中止にするのではなく、感染対策をとり、
お客さんをいれながら ひらくようになってきた。
短期間での収束がみこめない以上、
ある程度のリスクを覚悟して、
新型コロナウイルスとつきあっていくしかない。
今シーズンのインフルエンザ感染者は、
2月14日までのところ1011人にとどまっているそうだ。
例年は100万人以上なので、その0.1%でしかない。
あきらかに新型コロナウイルスへの対応
(マスクや手あらい)がインフルエンザもふせいでくれたのだろう。
これまでだと、すこしくらい体調がわるくても仕事をやすまず、
熱があってもセキがでても はたらくのが「常識」だった。
いままでがメチャクチャすごたのだ。
あたりまえのこととして、熱があればやすみ、
セキがでればマスクをすれば、
インフルエンザは はやらない病気なのがわかった。
新型コロナウイルスも、インフルエンザみたいに、
あたりまえのことを あたりまえにやればふせげる病気だと
わかってくればいいけど。