2021年04月22日

老後のあそびにバイクがほしい

「クールジャパン」(NHK-BS)で、
日本のオートバイをとりあげていた。
大型バイクだけでなく、スーパーカブなど、
日本製バイクの性能は、世界でも有名だという。
たのしそうにバイクとつきあっているひとを番組でみると、
わたしもまたバイクにのってみたくなる。
わたしは中型免許をもち、わかいころはヤマハ・セローにのっていた。
でも、雪や雨のおおい山陰の気候では、
バイクをもっていても、快適にのれる日はあんがいすくない。
さむい冬はもちろん、夏だってあつすぎてのる気にならない。
ちかい場所へは自転車でいくし、とおくなれば自動車だ。
お天気のいい日にバイクではしるたのしさを想像すると、
これこそが自由の象徴のようにおもえるけど、
現実は自転車置場になげっぱなしとなり、いつしか手ばなした。

東南アジアへ旅行にいくと、おおくの国で
125ccのバイクがげんきに、たくさんはしっている。
土地がひろく、信号もすくないので、バイクのもち味がいきる。
どこの国でも125ccのバイクが生活にとけこんでいる。
そのうちにホンダドリーム125がわたしのあこがれとなり、
タイのチェンライで じっさいにのったときはうれしかった。
タイでは、バイクをかんたんにかりられるので(免許もいらない)、
バンコク以外のちいさな町では手ごろなあそび道具となる。
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日本でバイクをもつなら、スーパーカブときめている。
わたしはスピードがこわいし、トンネルも苦手なので、
せっかくおおきなバイクをかっても、その性能をいかせない。
カブはまさしく 必要にして じゅうぶんなバイクだ。
トコトコと田舎道をはしれたらそれでいい。

わたしがいちばんはじめにかったバイクは、
ヤマハの原付で、MRという機種だった。
2サイクルエンジンで、うるさいわりにはスピードがでない。
ネットで写真をみると、すごくなつかしくなった。
10年ほどまえに、職場からでかけた広島県の山で、
現役のMRをみかけ、おどろいたことがある。
わたしが学生のときにのっていた原付が、
30年後にも、まだはしっているなんて。
保存状態がよく、たいせつにのられているのがわかる。
ちかくに所有者がいたので はなしかける。
わたしもむかしこのバイクにのっていました、というと
よろこんでもらえた。MRがだいすきだとはなされる。

カブでじゅうぶん、といっておきながらなんだけど、
老後には、あそび用の原付バイクがいいような気もする。
実用をはなれてこそのあそびなのだ。
とはいえ、いまの原付は スクーターが主流で、
むかしみたいに若者のあそび用バイクはすくないようだ。
タイホンダがつくる125ccバイクのほうがいいだろうか。
のこされたあそび時間はそうおおくないはずで、
バイクとなれば、さらに条件がきびしくなる。
老後といわず、はじめるのはいまかもしれない。

posted by カルピス at 21:48 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする