2021年05月07日

ことしの冬は、インフルエンザ感染が画期的にすくなかった

2021年の冬で記憶にのこるのは、
なんといってもインフルエンザ感染のすくなさだ。
きょねんわたしはインフルエンザにかかり、
4日ほどねこんでいる。
はやいうちに処方された薬をのみ、
熱は38℃くらいしかあがらなかったけど、
それでも4日間はかなりくるしかった。
新型コロナウイルスとインフルエンザは
症状がよくにているというので、
ことしは絶対にインフルエンザにかかりたくないと、
予防注射を10年ぶりにうつ。
さいわい、インフルエンザにかからなかったし、
わたしのまわりでも、インフルエンザの話題をきかなかった。

1月にながれたインフルエンザについてのニュースによると、
今シーズンの流行は、直近5年平均の、1000分の1だったらしい。
毎年100万人くらい感染したのにくらべると、画期的なすくなさだ。
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=70646
以前だと、インフルエンザへの無理解から、
ちょっとくるしいカゼ、くらいにあつかわれていた。
インフルエンザくらいでやすむのはもうしわけない、
とかいって、熱があり、セキがでても仕事をやすまず、
やすまないことが、社会人の責任感、みたいにおもわれていた。
それが、新型コロナウイルスのひろがりで、
マスクと手の消毒があたりまえになり、
体調がわるければやすむのが マナーだ。
三密をさけ、ひとの移動がすくない生活もよかったのだろう。
新型コロナウイルスへの対応をとっていたら、
インフルエンザはぜんぜんひろまらない病気なのがわかった。

朝日新聞土曜日版beに、
「インフルエンザ、夏はどこへ?」
という記事がのった。
ののちゃんと藤原先生が、おしゃべりしながら
いろんな質問にこたえていくコーナーだ。
藤原先生によると、流行の時期は南半球と北半球とでちがい、
日本ではやっていないときは、南半球で流行がみられるらしい。
ひとの移動にともない、インフルエンザウイルスもうごく。
世界のどこかで 一年じゅうインフルエンザは流行しているという。
「患者は減るけどウイルスは残っているよ」
というのが藤原先生のまとめだ。
新型コロナウイルスも、どこかの国が感染をおさえても、
ひとのうごきがとまらないかぎり、いつでも流行がおこる。
新型コロナウイルスむけの対策が、
インフルエンザに有効だったように、
薬やワクチンにたよらなくても、
新型コロナウイルスを画期的におさえてくれるなにかが、
意外なところから発見されないだろうか。

posted by カルピス at 21:43 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする