2021年05月16日

聖火リレーが島根をはしる

仕事のあと、いつものように宍道湖岸をはしる。
きょうは聖火リレーがとおるため、
夕方の6時から8時まで 交通規制されていた。
わざわざ聖火リレーをみにいく気はないけど、
わたしのジョギングと、ちょうどおなじ時間帯だったので、
聖火リレーとはどういうものかを みておきたくなった。

島根県の丸山知事が、聖火リレーの中止を検討する、
と2月に発表し、話題になった。
丸山知事は、聖火リレーだけに反対するのではなく、
新型コロナウイルスの感染がひろがるなかで、
オリンピックをひらくこと自体を問題視しており、
感染者数がすくない島根からの発言としては
ずいぶんおもいきった内容だったので好感をもった。
けっきょく知事はその後かんがえをかえ、
島根も計画どおり聖火リレーを実行すると発表した。
中止の中止は 残念な判断だった。
ほかの県にくらべると、島根は感染者数がすくないとはいえ、
5月にはいって あきらかに第4波がおしよせている。
まわりの県で感染がひろがれば、島根だけが
安全な場所でいられるわけがない。
島根をまもるためには、全国の感染をおさえなければならない。
はじめの発表どおり、聖火リレーを中止にしていたら、
現状を正確にとらえた判断だったと 評価されていたはずだ。

きょうのジョギングでは、聖火リレーのためにあつまった
おおくの関係者をコースぞいでみかけた。
警官や警備員、ボランティアに、バスやパトカー。
ランナーをみようとあつまった観客もたくさんいる。
宍道湖岸の公園は、ジョギングしにくいほどひとがおおい。
島根県は7200万円を聖火リレーにむけて予算にくんでおり、
なんでランナーがはしるだけで そんなにお金がかかるのか
不思議におもっていたけど、実際の聖火リレーをみると
これだけのイベントなら、お金がかかるわけだと納得する。
わたしがはしっているときは、聖火ランナーをみかけなかったけど、
スマホをかまえている観客がいたから、ちかくをとおったのだろう。
聖火ランナーをもりあげるために、先導車のスピーカーから
にぎやかなアナウンスがきこえていた。プロレスの選手紹介みたいだ。
あれだけひとがあつまれば、感染リスクはたかくなる。
丸山知事の「中止検討」はただしかったのに。

聖火リレーとは、とぎれることなく日本を一周して、
国立競技場まで タスキをわたしていくのかとおもっていたけど、
じっさいは県でいくつかのコースをつくり、
オリンピック開催を宣伝するためのもよおしだった。
丸山知事がケチをつけたおかげで、
いったい聖火リレーって、なんでしなければいけないのか、
根本的な疑問をかんじるようになった。
わたしがたどりついたこたえは、聖火リレーは必要ないし、
オリンピックもひらいてはいけない、というものだ。
各メディアは、あいかわらず感染状況をつたえるだけで、
オリンピック中止をはっきりとは主張しない。
だれがどう判断するのか、ずっとカスミがかったままだ。

posted by カルピス at 21:38 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする