2021年07月05日

おもしろくよんだ木村岳人さんの「カンボジアの車窓から」はもうよんでいた

ヒロシさんの『迷宮グルメ 異郷の駅前食堂』をよくみる。
コロナ禍の影響で、海外の取材は ほぼ無理な状況となり、
番組は、ずいぶんまえから国内編にとりくんでいる。
国内編と海外編の再放送をつないで1回分の放送、
という方針が、テレビ局のだしたこたえだ。

わたしにとって問題なのは、
まえにかならずみたことがある内容のはずなのに、
ほぼ記憶にないため、新鮮な気もちでみられることだ。
この番組は、おとずれる国や町がちがっても、
やることはだいたいきまっている。
駅のまわりを散歩して、おもしろそうな店をひやかし、
お腹がすいたころに、よさそうなお店にはいって郷土料理を注文する。
だから、わたしがわすれてもいいわけできそうだけど、
いっしょに番組をみている配偶者は、
この場面はみおぼえがある、となんどか声をあげる。
わたしには記憶にないことばかりなのは なんだか残念だ。
タイトルにあげられた国名にはみおぼえがあり、
確実にみたことがあるはずなのに、
こまかなことはすっかりわすれている。
完全におなじ番組をながしたら再放送になってしまうので、
番組のスタッフが気をきかせて、
撮影したものの、放映はしてない お蔵いりのデーターをつかい、
あらたにべつの内容を編集している、
という仮説をわたしはたてている。

もうひとつすきな番組である「チャリダー 」でも
おなじことがおきている。
「チャリダー 」は、毎週土曜日の6時からの番組だけど、
かならずあたらしい内容をながすわけではなく、
「チャリダー 選」として、過去の番組を
再放送することがよくある。
このまえは、2ヶ月まえの番組の再放送だったのに、
そのほとんどをわたしはわすれており、
はじめてみたかのように 番組をたのしめた。

きょうのデイリーポータルZに、再放送としてのった
木村岳人さんの「カンボジアの車窓から」をよみ、
https://dailyportalz.jp/kiji/161219198351
わたしもいったことがあるアンコールワットの記事など、
なつかしくなってブログにかきたくなった。
でも、なんだかまえにもかいたような気がして、
検索してみると、そのとおり、ちゃんと4年前に記事にしていた。

みた番組、よんだ記事をすぐわすれる、
というこの文章だって、どこかですでにかいたような気がする。
年をとってくると、なにをやっても新鮮な気もちでとりくめる。
だれにも迷惑をかけてないし、自分もたのしいのだから、
年をとるのは わるいことばかりではない。

posted by カルピス at 21:52 | Comment(2) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする