職場が介護事業所のため、新型コロナウイルスのワクチンを
関連するいくつかの事業所があつまり 合同でうった。
ワクチンを うつかどうかのためらいはなかったけど、
どんな反応がでるかはすこし心配していた。
糸井重里さんがワクチン接種の体験を、
選挙とよくにていた、とかいている。
ながれにそって、粛々とすすんでいったという。
きょうは、職場のメンバーだけだったので、かんたんだった。
問診票をあらかじめ提出しておき、
時間になったらグループごとに会場へ移動する。
注射じたいはすぐおわるし、そのあと15分間、
ようすをたしかめる時間をおく。
あとは保護者のむかえをまつだけだ。
2回めは7月31日と すでにきまっており、
接種券と予診票のようなものは、とくになにもわたされない。
結果からいえば、注射したときも、そのあともいたくなかった。
2時間後に注射のあとをおしても なにもかんじない。
わたしは日常的にひだり側のうでや肩がいたいので、
注射したからといって、いつもとなにもかわらない。
夜になってうでがあがらなくなった、
というひともいるので まだ安心はできないけど、
とりあえず注射が無事におわったことをよろこぶ。
事業所を利用している人と職員がワクチンをうつため、
土曜日だけどきょうは開所日あつかいとなった。
午前はなんらかの活動をして、午後の注射をまつ、
というスケジュールだ。
ほかのグループは、工作などしていたけど、
わたしが所属するクッキー班は、DVDをみることにする。
作品はなんとなく『アナと雪の女王』にきまる。
評判になった作品なのに、わたしはまだみたことがなく、
仕事でみられるなんて まるもうけの気分だ。
でも、よくあることながら、プロジェクターにうつらない。
プロジェクターが問題なのではなく、
パソコンがDVDをひらいてくれず、どうにもならない状態だ。
ウィンドウズパソコンのことはよくわからないので、
担当職員にまかせていたけど、
3台のノートパソコンをためしても うまくいかなかった。
しかたないので、事務処理につかっている
わたしのふるいiMacをもちだした。
21.5インチの画面は、プロジェクターにくらべ かなりみにくいけど、
10人がiMacをかこみ、じっと「アナ雪」に目をこらす。
ワクチンとiMacでの『アナと雪の女王』。
これはこれで、記憶にのこるいちにちとなった。
映画の感想としては、ものすごく絵がきれいで、
声優さんもじょうずなのにおどろかされる。
ただ、あれだけリアルなうごきをかくなら、
なんで実写の作品にしなかったのか不思議におもえた。
アニメーションにする意味をかんがえさせられる作品だ。