中国地方は梅雨あけしたもよう、と発表があった。
ことしは梅雨いりが5月22日と例年より22日もはやく、
といっても中盤まではカラ梅雨で、あまり雨はふらなかった。
それが、先週の7日から大雨となり、
さいきんよく耳にするようになった
線状降水帯による豪雨というのを体験する。
そして土日をはさみ、月曜日にまた記録的な集中豪雨にみまわれた。
全国版のニュースで山陰地方の豪雨がほうじられ、
平年の7月にふる雨量を、数日でこえたとなんどもいっていた。
火曜日のきょうは、きのうの大雨とうってかわり、
あぶなげなくはれており、午後に梅雨あけ、というながれだった。
もりだくさんの内容だったので、ことしの梅雨は記憶にのこりそうだ。
梅雨あけしたから、というわけではないけど、
午後からやすみをとってプールでおよぐ。
もちろん、梅雨があけたからやすんだのではなく、
もともと とっていた半日の有給休暇だ。
7月からは外の50メートルプールが解放されており、
わたしがいった午後3時には、プールをひとりじめできた。
水温は28℃と、室内プールになれたからだにはすこしつめたい。
1500メートルおよぐころには、からだの熱がいいぐあいにうばわれ、
プールからあがると、つよい日光がここちよい。
汗が完全にひき、からだはスベスベで、
外のプールならではの快適さをおもいだす。
はれた日には、やすみをとってでも、
外のプールにでかけなければと、いい教訓になった。
このさき、あと何回こんなここちよさを味わえるだろう。
家にかえってからは、つけてあった梅をザルにひろげる。
いわゆる「土用ぼし」は、日光にあてないと意味がないので、
雨の日をさけ、予定より1週間おくれでザルにうつした。
ことしは3キロの梅(約100個)をつけている。
シソの色がうまくでて、梅酢がきれいな赤色になっている。
毎日お弁当に梅をちぎっていれているし、
料理にもときどきつかう。梅ぼしは、ゆとりある生活の象徴だ。
日記をつけていると血圧がさがる、と
どこかでよんだことがある。夜に その日いちにちをふりかえり、
自分の感情を文字にしてぶつけることが、
自律神経にいい影響をあたえという。
梅ぼしも、日記といっしょでは、というのがわたしの説だ。
梅ぼしを毎年つくるおだやかな生活は、
血圧もいいかんじにコントロールしてくれるのでは。