スェーデンの環境活動家、グレタさんがでていた番組をみる。
チリのサンチアゴでおこなわれる
世界環境会議に出席しようとしていたら、
チリについたとき、きゅうに会場がスペインへとかわった。
ふつうなら、飛行機にのってスペインへいくのだろうけど、
炭素ガスを大量にだす飛行機にはのれないと、グレタさんは
ツイッターで支援をもとめ、ヨットで大西洋をわたっている。
いくつものおおきな嵐にくるしみながら、
ヨットはようやくポルトガルのリスボンにつく。
カナダへわたるときはどうやっていったのかききもらしたけど、
飛行機が環境におよぼす負担をかんがえると、
海をわたる交通手段は船くらいしかおもいつかない。
パリ協定では、気候変動をふせぐために、
温度の上昇を1.5℃におさえることを、159カ国が同意した。
しかし、炭素ガス排出をへらす具体的なとりくみはまだ不十分で、
このままでは目標の達成がむつかしい。
グレタさんの役割は、協定に同意した国々が、
具体的なうごきをとるように目をひからせることだという。
わたしは外国へ旅行にいくとき、飛行機をつかう。
環境に負担をかけることはわかっている。
わかっていながら、1年にいちどくらい、とか
くるしい いいわけをしながら 理由をひねりだす。
いまは コロナ禍で旅行にでかけられないけど、
あと数年たてば世界がおちつくだろう。
そうなったら人生のさいごをかざる旅行にでようと
頭のなかで妄想旅行に余念がない。
日本からちかい外国へ まず船でゆき、
そこからバスや鉄道で西や南をめざす、というのが正攻法だ。
それだけのガッツと健康がわたしにのこされていることをねがう。
すでに議論のときはすぎた。必要なのは、具体的な行動だ。
うちのネコたちは、あつさにバテはじめた。
お腹をだして、ろうかにねそべっている。
かわいい寝すがただけど、これも気候変動の一部かとおもうと
ネコたちにもうしわけない。