2021年07月24日

アレとソレとコレにふりまわされないで「いい映画、いい音楽、いい本」というご提案

わたしがすきなブログをよむと、いまアレとソレとコレで
ツイッターがひどいことになっているそうだ。
https://globalhead.hatenadiary.com/entry/2021/07/23/172755
世間はそんなひどいことになっているのか。
ちゃっかりサッカーだけ、なんてぬけがけして
たのしんでる場合じゃないのかも。
「アレ」とはもちろん このまえからはじまったアレのことで、
「ソレ」はきょねんからつづいている例のやつだ。
コレは梅雨あけからのぐったりするあつさだろうか。
Twitterを読むこと自体が肉体と精神に変調をきたす原因になりそうなほどなのである。

というから、かなりひどい状況だ。
そんなとき、つぎのツイートがいちばんこころにひびいたという。
今日からはいい映画、いい音楽、いい本で日々をお過ごしください

くちにするのもはばかられるような、
うすぎたないアレでぐったりするよりも、
しばらくはいい映画・いい音楽・いい本をたのしめばいい。

世間は4連休かもしれないけど、金・土がやすみのわたしは、
やすみがたった1日ふえただけでしかなく、やさぐれているところだ。
8月のカレンダーをみると、お盆やすみも
わたしにはぜんぜんありがたくない曜日にあたっており、
ますますやさぐれて 大声をあげそうになる。
こんなときこそ、「いい映画、いい音楽、いい本」だ。

このところ映画からとおざかっており、いちばん最近が、
仕事がらみでみた『アナと雪の女王』というのはさみしい。
「いい音楽」は、もっぱらききのがし配信にたよっている。
とくに土曜部は 朝はやくから夜おそくまで
すきな番組がならび、ききのがし配信でないと対応できない。
・ウィークエンドシャッフル
・世界の快適音楽セレクション
・ラジオマンジャック
・ジャズ・トゥナイト
「アレ」や「コレ」がはいってくるすきまはないのだ。

「いい本」は、ベックストレームものの
『見習い警官殺し』(レイフ=GW=ペーション)でぴったりだ。
『平凡すぎる犠牲者』よりもベックストレームのアクがつよくなく、
いっけんちょっとかわってる警部におもえるけど、
事件がすすむにつれ、ベックストレームらしさがでてきた。
ミステリーにでてくる警部にはめずらしく、
「アレ」や「コレ」なみにひどいひとなのだ。
まだ上巻のとちゅうなのがたのもしい。

村上春樹さんが、ウンコなげ競争の勝者はウンコをなげなかったひと、
みたいなことをどこかにかいていた。
アレやソレやコレはすんなりスルーして、
「いい映画、いい音楽、いい本」とともに しばらくすごしたい。

posted by カルピス at 16:43 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする