おもしろそうな海外ミステリーをさがす。
わたしがよくいく本屋さんには、
『おすすめ文庫王国』がえらんだベストテンのうち、
2、3冊しかおいてないことがおおいのに、
今年は6冊を手にいれることができた。
『ブラックサマーの殺人』
(M=W=クレイヴン・東野さやか:訳・ハヤカワミステリ文庫)
『スリープウォーカー』
(ジョセフ=ノックス・池田真紀子:訳・新潮文庫)
『狩られるものたち』
(アルネ=ダール・田口俊樹・矢島真里:訳・小学館文庫)
『オクトーバー・リスト』
(ジェフリー=ディーヴァー・土屋晃:訳・文春文庫)
『彼と彼女の衝撃の瞬間』
(アリス=フィーニー・越智睦:訳・創元推理文庫)
『夜と少女』
(ギヨーム=ミュッソ・吉田恒雄:訳・集英社文庫)
それともう一冊。
北上次郎さんが絶賛している
『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬・早川書房)もえらぶ。
2021年はこの小説を読むためにあった、と言っても過言ではない。
といわれれば、かわないわけにいかない。
60ページまでよんだ時点では、この小説が
それほどすぐれているようにはおもえない。
なんだか少女マンガをよんでるみたい。
これからどれだけばけてくれるか、期待したい。
また、お店においてある『熱風 12月号』もいただいた。
スタジオジブリがつくっている小冊子で、
川内有緒さんの連載「丘の上に小屋を作る」が最終回をむかえた。
仲間たちと小屋をつくるようすが、いかにもたのしそうだ。
こんなふうに、自由に生きているひとをしると、
わたしもなにかしなくては、なんておもう。