2021年12月18日

おめでとう大分トリニータ。天皇杯決勝戦へ

サッカー天皇杯準決勝、川崎対大分は、
圧倒的に川崎がおしこみながらも、
PK戦のすえ、大分の勝利におわる。
大分は、J2への降格がきまっており、
片野坂監督が指揮をとるのは、この天皇杯までとなる。
選手も監督も、なんとか天皇杯を手にして
サポーターをよろこばせたいという意気ごみが
試合開始とともに、つたわってくる。

試合は、すべての時間帯において、川崎がまさっていた。
ただ、大分のゴールキーパー 高木が、
スーパーセーブを連発し、川崎はどうしてもゴールをわれない。
高木はいったい 川崎のシュートを、何点とめたのだろう。
それでも川崎は、延長後半に小林がゴールをこじあけ、
これで試合はきまったかにおもえた。
しかしその2分後に、大分のエンリケが
きれいにヘディングをきめ、ギリギリの時間帯で同点においつく。
試合はそのまま決着がつかず、PK戦へ。
おしこんでいたチームがPK戦でまけるのはよくあることで、
川崎7人目の山根を高木がとめ、4対5で大分の勝利におわる。
川崎としては、延長戦にはいるまでに きめておきたかった。
大分の勝利がきまった瞬間、片野坂監督は
両手で顔をおさえたまま ピッチにたおれこむ。
大分で5年間指揮をとり、J3からJ1まで昇格させた片野坂監督。
決勝での浦和戦が、片野坂体制さいごの試合となる。
このままのいきおいを決勝にももちこみ、
なんとか浦和をやぶって天皇杯を手にしてもらいたくなった。

posted by カルピス at 20:56 | Comment(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする