NHK-BSプレミアムで「伝説のコンサート〜RCサクセション」をみる。
1983年に、渋谷公会堂でおこなわれたものだ。
これをかいていてようやくおもいだしたけど、
清志郎の命日、5月2日にあわせた企画なのに気づく。
メンバーの紹介なしに、コンサートは
「ドカドカうるさいR&Rバンド」からはじまった。
「サマーツアー」につづき、3曲目が「雨上がりの夜空に」。
いちばんさいごにうたわれることのおおかった、
RCの代表作ともいえる「雨上がりの夜空に」が3番目は意外だ。
あまりにも有名になりすぎてしまい、
清志郎は、あんまりこの曲にたよりたくなかったのかもしれない。
清志郎がうたう歌詞はいつものようにめちゃくちゃで、
でも、まわりがじょうずにあわせてくれる。
わたしが清志郎の曲ですきなのは、ほとんどがRC時代のものだ。
このコンサートでうたわれるものがただもうなつかしい。
ただ、清志郎はRCを休止してからだんだんと政治色をつよめていく。
わたしのこころには、あまりひびかなかったけど、
清志郎はそれらの曲をうたわざるをえなかったのだろう。
清志郎がなくなって、もう13年がたった。
世界はますますひどいことになっている。
「おまえはどーなんだい?」と清志郎ならいうのではないか。