親戚の結婚式にまねかれ、ほぼ10年ぶりに大阪へでかけた。
JRのやくも号(松江から岡山まで)はゆれがひどく、
よってしまうので いつものようにバスをつかう。
松江から4時間で千里ニュータウンにつく。
終点の梅田ではなく、千里ニュータウンにしたのは、
ひさしぶりの大阪だから、「みんぱく」へいきたかったからだ。
国立民族学博物館、通称みんぱくへは、
もうなんどもいったことがあるけど、
わたしが大阪でいきたいところは「みんぱく」くらいしかない。
ここは、世界中の民族にかんする研究・展示をしている機関で、
わたしにさまざまな影響をあたえてくれた
梅棹忠夫さんが初代館長をつとめられた。
みんぱくについたのが4時まえだったので、
閉館の5時まで2時間ほどしかない。
いそぎ足でまわれば、2時間でもそこそこみられるだろう、
とおもっていたけど、2時間はやはりみじかすぎた。
南アジアとかヨーロッパとか、地域を紹介する展示だけではなく、
言語・音楽など、民族の文化にかんすることを
ひろくあつかっており、2時間ではどうにもならない。
映像をつかった展示が以前よりふえており、
いろいろいじっていると、すぐに時間がすぎてしまう。
さいごはかけあしでまわり、それでも
日本についての展示は あきらめなければならなかった。
こんかい目をひいたのは、人肉をたべるときに、
フィジー諸島でつかわれていたというフォークだ。
手づかみでたべるのかとおもっていたのに、
ちゃんと道具をつかっていたのだ。
しかも、かなりややこしいつくりの。
手で直接たべると、死者の霊がこわい、というのが理由らしい。
たべたいけど、こわい。こわいけど、たべたい、という
複雑な心理がおもしろい。
みんぱくにいたる小道には、雑草がげんきよくそだっていた。
博物館がほんとに営業しているのか、心配になるようなあれかただ。
アンコールワットみたいな、自然のなかにうもれゆくうつくしさ、
という味のあるものではなく、ただ手をぬいて、
雑草をそのままにしているだけ、という印象をうける。
維持・管理にかかる予算がけずられているのだろうか。
博物館のなかにはいると、さまざまな道具や衣装が、
これでもかとゴージャスに、お金をかけて展示されており、
すたれゆく施設のにおいはしない。
いりぐちの雑草は、なぜあそこまでほっておかれているのだろう。
2022年06月24日
2022年06月16日
チュニジア戦での完敗
6月に4試合の代表戦が日本でおこなわれた。
パラグアイ・ブラジル・ガーナ・チュニジアとの4連戦で、
はじめの2試合はキリンチャレンジカップとして、
あとの2試合はキリンカップとして、いずれもなか3日の日程だった。
なか3日は、Wカップのグループリーグを想定したもので、
きびしい日程を体験するのがひとつの目的でもあったようだ。
この4カ国のなかで、パラグアイとガーナ戦は日本がかったものの、
相手の不出来にたすけられた形で、いまひとつものたりなかった。
2試合目のブラジル戦では、まともにサッカーをさせてもらえなかった。
あるていど予想されたことで、PKによる1失点におさえたことは、
善戦したといえるかもしれない。
それにしても、この試合では枠内にシュートがとんでおらず、
Wカップ本番であたるドイツとスペインとの試合をおもうと、
かち点1をとるのもむつかしい現実をおもいしらされた。
そして4試合目のチュニジア戦。
日本はボールをもち、シュートまではこぎつけるものの、
枠内シュートがゼロで、決定機をきめきれない。
三苫と伊東によるサイドからの突破が通用せず、
クロスをあげてもあぶなげなくしのがれてしまう。
かといって、中央から突破する連携もなく、
せめあぐねるうちに、3点をつみあげられてしまった。
3失点は、いずれもキャブテンの吉田がからむもので、
4連戦のつかれがたまっていたのだろうか、
この日の吉田はまったくいいところがなかった。
グループリーグの4カ国目は、コスタリカにきまった。
ベスト16にのころうとするには、
ドイツ・スペインには、なんとか かち点1でしのぐとして、
コスタリカ戦での勝利がどうしても必要となる。
コスタリカだってそうおもっているわけで、
らくな試合はひとつもないのが日本のおかれている状況だ。
3試合、いずれの試合もちからをぬくわけにはいかず、
かといって、おなじメンバーを3試合ともならべると、
よいコンディションをたもてない。
ワールドカップまえになると、バタバタした試合を披露し、
いつもファンを心配させる日本代表だけど、
こんかいほど八方ふさがりなのは はじめてではないか。
ほしいのは、絶対的なエースストライカーと、
精神的な支柱となるディフェンダーだ。
どこの国だってそうだろうけど。
パラグアイ・ブラジル・ガーナ・チュニジアとの4連戦で、
はじめの2試合はキリンチャレンジカップとして、
あとの2試合はキリンカップとして、いずれもなか3日の日程だった。
なか3日は、Wカップのグループリーグを想定したもので、
きびしい日程を体験するのがひとつの目的でもあったようだ。
この4カ国のなかで、パラグアイとガーナ戦は日本がかったものの、
相手の不出来にたすけられた形で、いまひとつものたりなかった。
2試合目のブラジル戦では、まともにサッカーをさせてもらえなかった。
あるていど予想されたことで、PKによる1失点におさえたことは、
善戦したといえるかもしれない。
それにしても、この試合では枠内にシュートがとんでおらず、
Wカップ本番であたるドイツとスペインとの試合をおもうと、
かち点1をとるのもむつかしい現実をおもいしらされた。
そして4試合目のチュニジア戦。
日本はボールをもち、シュートまではこぎつけるものの、
枠内シュートがゼロで、決定機をきめきれない。
三苫と伊東によるサイドからの突破が通用せず、
クロスをあげてもあぶなげなくしのがれてしまう。
かといって、中央から突破する連携もなく、
せめあぐねるうちに、3点をつみあげられてしまった。
3失点は、いずれもキャブテンの吉田がからむもので、
4連戦のつかれがたまっていたのだろうか、
この日の吉田はまったくいいところがなかった。
グループリーグの4カ国目は、コスタリカにきまった。
ベスト16にのころうとするには、
ドイツ・スペインには、なんとか かち点1でしのぐとして、
コスタリカ戦での勝利がどうしても必要となる。
コスタリカだってそうおもっているわけで、
らくな試合はひとつもないのが日本のおかれている状況だ。
3試合、いずれの試合もちからをぬくわけにはいかず、
かといって、おなじメンバーを3試合ともならべると、
よいコンディションをたもてない。
ワールドカップまえになると、バタバタした試合を披露し、
いつもファンを心配させる日本代表だけど、
こんかいほど八方ふさがりなのは はじめてではないか。
ほしいのは、絶対的なエースストライカーと、
精神的な支柱となるディフェンダーだ。
どこの国だってそうだろうけど。