1週間まえに、3匹目となる子ネコがわがやにきた。
ジョギングのとちゅうで、ないている子ネコに気づき、
なんにちかかよってごはんをあげる。
気温がたかい時期だったので、そとでの生活は心配だ。
でも、こわがってちかづかせてくれないので、
ネコにくわしいしりあいにたすけをもとめた。
そのひとは、たった1回でつかまえることに成功する。
ケージをかりて、子ネコを家につれてかえった。
はじめはにげていたけど、すぐにひとになれ、
さわらせてくれるようになった。
まえから家にいた2匹のネコ(4歳と2歳のオス)は、
しんいりの子ネコとなかよくするつもりはないようで、
ちかづくと シャーっとこわい声をあげる。
ココ(4歳)は、1週間のうちになれて、
顔をくっつけてもおこらなくなったけど、
プリン(2歳)はいまでもはなれたままだ。
自分のほうがずっとからだはおおきいのに、
こわがってにげまわり、だんだんげんきがなくなってしまった。
家じゅうを子ネコが占領してるようなもので、
プリンは2階においやられてしまった。
トイレもごはんもいまでは2階ですませている。
それまでのプリンは、いつもひとこいしいタイプで、
ひとのあとをおいかけていたのに、
このごろはかくれていることがおおく、姿を目にしない。
子ネコをたすけ、家にむかえたことで、
プリンのいごこちをわるくしたかたちとなり、
ネコ社会のむつかしさをおしえられることとなった。
子ネコの出現により、すっかりメンタリティーかわったプリンに、
せいいっぱいのことばをかける日がつづいている。