2011年09月29日

リゾート地「ムネイ」へ (ベトナム旅行4日目)

旅行もいよいよおおづめで、最後のうごきとして
ホーチミンからちかいリゾート地、ムネイにいくことにする。
8時にホーチミンを出発し、5時間ほどでついた。
とちゅう2時間ほどはとぎれることなく町がつづく。
日本企業のおおきな工場もある。
高速道路ではなく、ずっと一般道をとおったので、
ベトナムの活気を肌でかんじることができた。

1時すぎにムネイの「マイアムゲストハウス」につく。
「ゲストハウス」といっても、
わりとちゃんとしたリゾートホテルだ。
海に面しており、ロケーションとしてはもうしぶんないけど、
きょうは天気がわるく、風もつよくて、
とてもおよぎたくなるような状況ではない。
ジーブでちかくの名所をまわるクルージングも
このツアーにははいっていたけど、
ホテルでゆっくりしてたかったのでことわった。
旅行会社側としては「いかない」という客にたいして
「わかりました」と簡単にいうことはできないようで、
こまった顔をして代案をだしてくる。
あすの朝8時からクルージングに参加することになった。

昼ご飯にたべたヌードルスープはインスタント麺だったし、
部屋の電気がつかないのできいてみると
「たぶん5時くらいから」といわれたする。
どうなるかとおもったけど、
ひるまはたしかに電気は必要ないので
外にいすにすわってビールをのみながら本をよむ。
海からの風がつよく、さむいくらいだ。

みわたしてみると、おちついたいいホテルだ。
ホテルの職員はこまごまとはたらいてるし、
ゆったりとした敷地にたくさんの木や花がはえている。
そしてなによりしずかだ。波の音しかしない。
いかにもバカンスにきた、という気分になれる。
電気がつかえるようになると、
温水シャワーはちゃんとでるし、
部屋の蛍光灯はあかるくて、読書灯までついてるし、
インターネットもちゃんとつながる(free Wi-Fi)。
だんだん気にいってきた。

『警察署長』(スチュアート=ウッズ・ハヤカワ文庫)をよみだす。
椎名誠さんがロシアを旅行したときに、
ながい停滞のたいくつな時間に
この本のぶあつさがとてもありがたかった、
とかいていた本だ。
まえからよもうとおもっていて、
こういう機会をまっていたのだ。
あかるい読書灯があるので、今夜は読書がたのしめそうだ。

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posted by カルピス at 20:59 | Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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