2011年10月16日

自転車で境水道大橋をわたる

ひさしぶりにあったしりあいに、
「このごろ自転車にのってますか?」
とたずねると、
このまえ中海を一周したという。
宍道湖一周はやったことがあるけど、
中海一周はかんがえたこともなかった。
先週2時間半のサイクリングをした手ごえたえから、
もうすこしながいおでかけがしたかったので、
わたしもやってみたくなった。

とはいえ、あんまり車がおおい道ははしりたくない。
米子への9号線はさけ、
八束町をとおるコースをかんがえる。
中海一周にくらべると、1/3ほどの距離でしかないだろう。
中海大橋をわたって八束町をぬけ、
江島大橋から境港へ。
そこから境水道大橋をとおって
中海の北側から松江にもどるコースだ。

水辺ばかりはしるので坂道はほとんどなく、
たいしてつかれるコースではない。
でも、3つの橋ともかなりたかさがあり、
風がつよいせいもあってとてもこわかった。
なかでも境水道大橋はすごい。

境港駅ちかくの公園から
境水道大橋をみあげると、
すごくたかいところを橋はとおっている。
まともな歩道なんてなさそうだけど、
あんなところをほんとうにわたれるのだろうか。
わたしのしりあいが「一周した」、
ということをしらなければ、
こわがりなわたしは
すぐにあきらめていたところだ。

「ひきかえす勇気」をいつでも決断するつもりで
おそるおそる橋へつづく道路にたどりつく。
たしかに自転車もとおれるけど、
「危険ですので歩道をとおってください」
という表示が冗談におもえるほど
ささやかな「歩道」でしかない(1mぐらいか)。
境港側は風をふせぐためのカバーがはってあるが、
松江市への境界をこえるとそれもなくなり
まともに風をうける。
なんでこんなにあぶない「歩道」が
みとめられているのか。

かえりはほとんどずっとつよいむかい風をうける。
多少のくだり坂は、
ペダルをふまないとすすめないぐらいの風だ。
でもまあ境水道大橋のこわさにくらべると、
地上でのくるしさなんてなんでもない。

5時間ほどでぶじ家にもどる。
なかなかたのしい、
でも、もう2どとまわりたくはないコースだ。
境水道大橋さえなければ
のんびりはしれ、景色もよく、
魅力のあるコースなのに。

以前は境水道にわたし船がとおっていたという。
ウィキペディアによると

「境水道渡船(さかいすいどうとせん)とは、
鳥取県境港市相生町の相生町岸壁と、
島根県松江市美保関町の宇井岸壁を結ぶ
定期旅客船航路(渡し船)である。
2007年3月末日から運行休止状態(事実上廃止))」

とある。
おもいつくのがすこしおそかった。
鬼太郎ブームに便乗して、
またわたし船が復活してくれないだろうか。

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posted by カルピス at 22:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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