2011年10月22日

64万6045人のうちのひとり

原発防災の重点区域が拡大されたと
新聞におおきくとりあげられている。
これまでの目安が最大で10キロ圏内だったのにたいし、
このみなおしでは30キロに拡大されている。
対象となる人口が一覧表になっていて、
島根は64万6045人が対象者だ。
このなかのひとりが自分であり、
まぎれもない当事者であることをしらされる。

原発の事故がおこれば、
どこにいたって「当事者」であることは
今回の事故で福島原発がよくおしえてくれたけど、
それにしても島根原発との距離は
わたしの家から11キロなので
ほんとうにリアルな存在だ。
テレビのニュースでとりあげられている
避難所での生活や放射能へのおびえが、
いつ現実のものになるかわからない。

現代を生きるということは
そうしたもろもろのリスクを
暗黙のうちにせおっていることでもある。
そして、わたしたちの生活をおびやかす問題は
原発だけではない。
現代文明は、そして人類は、
どんなかたちで最期のときをむかえるのだろう。

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posted by カルピス at 11:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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