2011年11月04日

なぜタイの洪水はあんなにゆっくりとやってくるのか

夕ご飯の材料にエビをかおうとしたら、
品ぞろえがあまりよくない。
おおきなエビが5匹くらいはいったパックがほとんどで、
いつもかっている、もうすこしちいさなエビがない。
家にかえってそのことをはなすと、
タイの洪水の影響だ、と配偶者がいう。
日本人のたべるエビの、
かなりの割合がタイからのものらしいから、
ありそうなはなしだ。
いよいよ日本にも影響が出てきたのだ。
エビがはいってない天ぷらでは
日本人は満足しないだろうから、
料理屋さんはたいへんだね、とはなす。
きのうおなじスーパーにいくと、
こんどはいつもどおりのパックがならんでいる。
ただし、インドネシア産だった。
エビの確保とか、どの空港から出荷するかとか、
ややこしいうごきがはじまっているのだろう。
もちろんエビだけでなく、
タイはいろいろな製品の生産拠点らしいので、
これからもっと深刻な影響がでてくるだろう。
パソコンに必要なハードディスクは
すでに値あがりしているとマックの雑誌にのっていた。

それにしても、タイの洪水はなんであんなに
ゆっくりとやってくるのだろう。
洪水の話題は9月からとりざたされていた。
バンコクにせまっている、というニュースをきいたのも
もうずいぶんまえのような気がする。
イナゴの大群がじわじわ移動するわけではあるまいに、
なんで水がそんなにゆっくりとながれるのか、
わたしの感覚では理解しにくい。
よっぽどたいらでなければ、
こういう現象はおきないはずだ。
まえにタイを旅行したときに、
大雨のあとで市内の道路に水があふれたことがある。
今回もあれの大規模なやつだろう、ぐらいにおもっていたら、
ぜんぜんちがうレベルの水の量だった。
ちょっとまえまで対策本部がおかれていたドンムアン空港が
いまではすっかり水につかっている。
日本の洪水みたいにきゅうにおしよせる水も
もちろんこわいが、
タイのようにヒタヒタと、
いつまでもたかさをましていく水というのも
すんでるひとにとってはさぞおそろしい光景だろう。
水の侵入が予想をしたまわり、
ギリギリのところで最悪の事態をまぬがれてよかったね、
ということになるのをねがっている。

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posted by カルピス at 22:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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