2012年02月15日

世界無形文化遺産的な夕ごはんだった

日本食をユネスコの世界無形文化遺産へ
登録しようといううごきがあるという。
どこがアピールできる点なのか、
ユネスコはなにを大切なポイントとかんがえているのか、
そもそも、なにをもって日本食とするかなど、
いくつかの疑問がすぐにおもいうかぶ。
ラーメン・カツ丼・肉じゃがなどは評価がわかれそうだし。

そうしたややこしいはなしはおいとくとして、
料理が文化遺産というのはかんがえ方は、
いわれてみれば、でてきて当然なのかもしれない。
これまでに「フランスの美食術」「地中海料理」
「メキシコの伝統料理」「トルコ料理」の
4つが登録されているそうだ。
文化に優劣はないはずだから、
手をあげる国は(地域は)
これからどんどんふえてくるのではないか。
どこも自分たちの料理には
つよい自信をもっているにちがいない。

わたしはいま週に5回夕ごはんをつくっている。
計画をたてるなんてめんどくさいので、
おもいついた料理をテキトーにくみあわせる。
でんぷんの料理ばかりならなんだり、
量がめちゃくちゃおおかったりはするけど、
基本的にはできるだけできあいのものはかわずに自分でつくる。
(ギョーザもカレーもスパゲティもピザも、
というはなしは先日かいた)。

きのうはいよいよ献立にこまってしまい、
なんの案もなくスーパーをあるいた。
材料をみて、おもいつくままにカゴにいれていく。
で、つくったのが
・ひじきの煮つけ
・切り干し大根の煮つけ
・小松菜と油あげのいため煮
・おから
・芽ゴンブのすのもの
・焼き魚(サバのみりん干し)
・みそ汁
と、みごとに純和風のおかずがならんだ。

たべたあとでおもったのが、
これはもしかして立派な文化遺産かも、ということだ。
肉はぜんぜんつかっておらず、
ダシをきかせたものばかりになった。
これをもってして典型的な日本食といっても
そうまちがいではないだろう。
そして、いいかげんにつくったわりには
自分でいうのはなんだけど、すごくおいしくできていた。
まさか文化遺産なんてかんがえなかったので
写真をとらなかったのが残念だ。
ユネスコがこれからどういう判断をくだすのか、たのしみにしている。

スポンサードリンク



posted by カルピス at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック