法人名が「ぐりぐり」、施設名が「ピピ」ということで了承される。
4日まえの準備会のときにあげられた法人名は「あゆみ」だった。
ところが翌日の新聞に、ひらがな3文字のNPO法人
(しかもさいごに「み」がつく)が
不正請求で事業者指定をとりけされることがのっていた。
市内でおなじ児童デイをやるときに、
姉妹事業所なんておもわれるのはいやなので、
名前を変更することにしたものだ。
「ぐりぐり」はとくに意味がないようでいて、
じつはおもいがいっぱいだ。
おもいっきりあそぼう、という場所なので、
げんきな名前がほしかったことと、
たのしいことを「ぐりぐり」と強引におしまくりたいことと、
それに、なんとなくちょっとワルそうなかんじがいいとおもった。
「ぐんぐん」とか「のびのび」ではおりこうすぎてものたりない。
ここはどうしても「ぐりぐり」でなければおさまりがつかない。
法人名が「ピピ」で事業所名が「ぐりぐり」のほうが
一般的かもしれないけど、
一般的である必要はないだろうと、
あえて「まちがう」ことにする。
いい名前がついたので、
あたらしい事業の成功を確信することができた。
こういう根拠のない「確信」は、
あんがい大切なことだ。
企画を成功させるときには、
いつもこの「確信」をかんじる瞬間がある。
こんどの新事業の場合はそれが今夜だった。
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