どちらも好調をたもったまま、いい順位につけている。
今節がおわると、W杯最終予選のため
3週間の中断がスケジュールされていることもあり、
どちらも全力をだしてかちをとりにきた。
攻守のきりかえがはやく、ミスもすくなかったので
なかなかボールがとまらない。
審判もあまり笛をふかないので(いい試合さばきだった)、
いったりきたりのはげしい試合展開だ。
後半終了間際まで点がはいらず、
このままドローか、とおもわれたときに試合がうごいた。
まずはレッズがゴール前でこまかくパスをつないできれいにくずす。
柏木のキープも、原口のヒールも効果的で、
マルシオ=リシャルデスがさいごにダイレクトできめる。
それまでファインセーブを連発していたキーパーの権田も
さすがにとめられなかった。
しかし、点をとられてもFC東京はぜんぜんあきらめていない。
直後のロスタイム1分に、石川のコーナーキックを
森重がヘディングできめて同点。
そのあともFC東京におしいチャンスがあったが、
そのままロスタイムの5分をおえる。
試合がおわったとたん、
解説の山本昌邦さんが
「いや〜、みごたえがありました」といわれたとおり、
みていておもしろく、迫力のある内容だった。
わたしが今シーズンみたなかでのベストマッチだ。
注目の選手はFC東京の高橋秀人選手。
やわらかそうな顔をしてるのに、
あたるときはゴンゴンいく。
からだのいれかたがうまく、
はやめに相手の攻撃の芽をつんで守備にも貢献していた。
先日おこなわれたA代表のアゼルバイジャン戦では
先発で出場している。
はじめて代表に招集され、ひとかわむけたみたいだ。
他会場の結果では、
西野監督がはじめて采配をふるった神戸は
鹿島に1−2とせりまける。
磐田は大宮に4−0の快勝。
磐田のつよさはほんものみたいだ。
川崎は首位の仙台に3−2と逆転がち。
仙台の独走がとまり、上位あらそいがはげしくなってきた。
中断期間どうチームをたてなおすのか、
3週間後がたのしみな今シーズンのJリーグだ。
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