2012年07月18日

誕生日プレゼントに赤のナイキをもらう

誕生日プレゼントに、赤いナイキのシューズを友だちがおくってくれた。
清志郎でなければまけてしまいそうなドハデな赤で、
わたしが赤い色がすきなことをしって
えらんでくれたとのだとおもう。

この友だちとはおたがいにプレゼントをやりとりしており、
それがもう20年以上もつづいている。
わたしは今年『BORN TO RUN』の本をおくったし、
きょねん彼はけん玉をくれた。
ひとになにかをおくるのは、たのしいことではありながら、
そうそう気のきいたものをおもいつけるものではない。
酒をおくってにげたこともあるし、CDでごまかした年もある。
これまでのプレゼントで、自分でもうまくえらべたといえるのは、
『鷹の爪THE MOVIE3』にきめたときで、
これはご存知「鷹の爪シリーズ」として、
島根県がかげの主役みたいな映画だ。
大阪でくらすわたしの友だちは、
小学生のむすこ2人といっしょにみたそうで、
彼らはきっと、島根が鳥取の左なのを
こころにやきつけたにちがいない。

わたしがこれまでのプレゼントでうれしかったのは、
もらっておきながらあんまりおおきな声ではいえないけど、
おもいがけずおくられてきたタジン鍋がよかった。
ちょうどブームになっていたときのことで、
大量のオリープオイルをつかうのが
うまくつくるためのコツであることをわたしはしっていた。
クミンとコリアンダーをくわえて弱火にかけると、
本場のタジンとくらべても、ひけをとらないものができた。

男ともだちとのプレゼント交換というと、
なんだかへんなかんじもするけど、
異性の友だちへのプレゼントは
なかなか状況がゆるさないだろうし、
男どうしだからこれまでつづいたともいえる。
これからさき、老年期とよぶような年代になっても
頭をなやましながらその年齢におうじたものを
なんとかさがしだすのだろう。
20代のときにあそんだ友だちと、
中年期をとおりこし、老人になってまたあそべそうなのは、
こうしてプレゼントのやりとりをつづけたごほうびでもある。
もういつでもリタイアのこころがまえはできている。
プレゼントだけでなく、いっしょにあそぶことも
そろそろ再開しておきたい。

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posted by カルピス at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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