いつまでも看板がないことを気にしてくださる方がおられ、
その方の奥さまがかいてくださった。
習字をならっておられるということで、
「どんな字がいいですか」と
こちらの希望をきかれる。
「元気な3歳くらいの白黒のネコ(オス)
みたいな字にしてください」
とイメージをつたえると、
おどろいたことに、ほんとうに
「元気な3歳くらいの白黒のネコ」みたいな
看板ができあがった。
先週は、べつの方が車イス用のスロープをつくってくださった。
こちらはスタッフのだんなさまで、
なんでもいとも簡単につくってしまうという
レオナルド博士みたいなひとだ。
しばらくまえからバギーにのった方がピピを利用されており、
スロープをととのえることが必要だったのに、
わたしにはなにもできなくて、こまっていたところだ。
ひろい玄関をいかしたゆったりとしたスロープで、
いちいちとりはずしたりせずにつかうことができる。
看板とスロープ、それに下駄箱のうえの作品と、
いっぺんに含蓄のある玄関さきとなった。
これならどんな方でも自信をもって利用してもらえる(ような気がする)。
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