日本はフランスにかったあとなので、
そしてブラジルも新チームをつくりつつあるあるところで、
おたがいにのびのびとプレーしてくれるだろう。
FIFAランキングではブラジルが14位で日本は24位。
(ブラジルの14位は意外だ。
うえの国をみると、1位から順に
スペイン ドイツ ポルトガル アルゼンチン イングランド
オランダ ウルグアイ イタリア コロンビア ギリシャ
グロアチア ロシア フランス そしてブラジルとなっている。
これだけしたにいるのは、ブラジルとしては不本意だろう。
2014年のW杯自国開催の意気ごみが想像される)
ブラジルに、以前のような威圧感はない。
サッカー大国という肩がきにビビることなく、
いまの日本の相対的なちからをしるいい機会だ。
試合開始は日本がおしていた。
でも、ブラジルはすぐにパスをつなぎだす。
緩急をつけたたくみなパスまわし。
ボールをうかせてゴールにせまる立体的な攻撃。
ネイマールとカカをおさえられない。
今野がハンドをとられてPKを献上したり、
ネイマールのキックが吉田麻也のからだにあたって
オウンゴールぎみな得点になったりと、
運もなかったけど、
ポストに2どすくわれもした。
3点目をきめらえると、
あとは日本の攻撃がどこまでつうじるかを
ためす試合となる。
点をとられてもいいから、どれだけせめこめるか。
しかし、ブラジルにスキはなかった。
けっきょく、あれよあれよという間に
4点をいれられる。
ボールを自由にまわされ、まるで大人と子どもの試合だ。
自分たちのちからをしるうえで、W杯まであと2年という、
いい時期での大敗といえるかもしれない。
試合後のインタビューで本田圭佑は
「そりゃ4−0でまければくやしいですよ。
でも、やっていてひさしぶりにたのしい試合でした」
と意外なコメントをのこす。
ほんとにサバサバした表情だ。
課題をのこしたのは最後の精度であり、
攻撃自体には手ごたえをかんじたのだろう。
ブラジルはわかいメンバーが
これから自分たちの色をだしていこうという段階で、
格下のチーム(日本)を相手に手をぬいていたわけではない。
そうしたブラジルと全力でぶつかり、
自分たちのちからのなさをみせつけられた日本は
とてもいい体験ができたといえる。
この試合は、これからの代表が
チームをつくりあげていくうえでの分岐点になりそうだ。
それにしても、このブラジルに対し
こまかくパスをまわしてサッカーをさせなかった
バルセロナのすごさ(2011年クラブワールドカップ決勝)。
日本が「バルセロナのような」と形容されたとしても、
全然レベルがちがうことをおもいしらされた。
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