2012年10月22日

ありえないゴールの応酬と、右ッチ(ミキッチ)の活躍

Jリーグ29節、サンフレッチェ広島対柏レイソル。
ひるの試合で2位の仙台がかち、首位の広島と勝点がならんだ。
広島としてはまけられないところだ。
レイソルにしても、ACL出場にむけて、
すんなりまけるつもりはないだろう。

広島は先発は2ヶ月ぶりというミキッチが
右サイドバックにはいる。
この試合での広島は、こちらからくずそうと
さかんにミキッチにボールをあつめる。
ミキッチはこまかなフェイントをくりかえし、
なんとか右からクロスをあげようとねばっている。
そこで解説の早野さんがすかさず

「わかっていても右からぬきますからね。
右ッチっていうぐらい」

いつものようにアナウンサーはスルーするけど、
いかにも早野さんらしいコメントがおかしかった。

この試合、前半に1点をあげられても
広島はあわてることなく自分たちのサッカーをつづけている。
そして後半7分、きれいにくずして森崎がゴールをきめ同点に。
そのまま一進一退の攻防がつづきロスタイムにはいった。
もうこれでひきわけだろう、という
ほとんど最後のプレーがレイソルのコーナーキックで、
それがまさかの決勝ゴールとなった。
ジョルジワグネルがけったボールは
ゴール前につめていた増嶋の足に「あたって」ゴールへ。
増嶋はボールにあわせようとしたのではなく、
ほんとうにただボールがあたっただけなのだ。
こんなことがあるからサッカーはほんとにわからない。
ありえないゴールにレイソルはわきたち、
広島はさすがにがっくりきていた。

ただ、3節まえのグランパス戦で、
広島は石原のクロスに森脇が頭であわせたのが
「はいってしまった」ゴールがある。
得点はおなじ1-1でむかえたロスタイム、というところまでいっしょだ。
あのときは、まったく逆の立場で広島はおおさわぎしていた。
ありえないゴールがきまったあとは、
ありえないゴールをきめられる。
サッカーの神様って、ほんとにいるんだ、と感心してしまった。

ありえないゴールに気おちしたのかグランパスは、
そのつぎの試合で新潟に5-0でやぶれている。
首位をあらそう広島は、のこり5試合をどうたたかうだろう。
ありえないゴールはおもしろいけど、
あんまり偶然できまってほしくない気もする。

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posted by カルピス at 19:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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