2012年12月25日

女子サッカー皇后杯、点をとらないとサッカーはかてない

女子サッカー皇后杯、ジェフユナイテッド千葉レディース対アイナック神戸

試合開始は神戸がきれいにパスをつないで
圧倒的にゲームを支配する。
でも、ジェフがよくまもっているうちに
ようすがおかしくなってきた。
パスをまわすことにこだわりすぎて
攻撃がまえにすすまない。
ジェフは「いける!」と手ごたえをえたようで、
パスもつながり、カウンターもきまるようになる。
神戸は防戦一方になってきた。
自分たちのサッカーができないことに
あせりがでてきた神戸。

ジェフはなんどもシュートチャンスがありながら、
最後の精度がひくい。
神戸のキーパー海堀がスーパーセーブをしているわけではなく、
ひとりでずっこけているのだ。
ゴールの手まえまでせめても
みていて点がはいる気がしない。
これだけシュートをきめられないと、
試合にはかてない。

後半にはいってもジェフはよくまもり、よくせめる。
足がうごかなくなっても、
からだをなげだして攻撃をくいとめようとする。
気迫のあるプレーになんとかジェフにかってほしくなった。
なんといっても神戸にはなでしこのメンバーが
7人もいるのだ。
ただ、シュートがどうしてもきまらない。
ロスタイム2分にとうとう神戸の田中明日菜がかちこしゴールをきめた。
ジェフはずっとせめつづけていたのに、
これだけ得点のにおいがしない試合はめずらしかった。

神戸は自分たちのサッカーができなかったのに、
意外なほど素直に勝利をよろこんでいる。
かってあたりまえにみられるチームというのも
相当なプレッシャーなのだろう。

ジェフのはつらつとしたブレーが印象にのこるだけに
残念な結果だった。

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posted by カルピス at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 女子サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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