このごろきゅうに利用相談や契約がおおくなってきた。
春やすみちゅうの利用予定をうちだしてみると、
10人をこえる日がめずらしくなく、
どうやって調整するか、これからなやまなければならない。
それでいて、きょうの利用者はたった3人だった。
家庭の都合や病気によるキャンセルがはいり、
来週からのいそがしさがしんじられないような
さみしい人数だ。
きょうは、もしかしたらピピさいごの
のんびりした日だったのではないか。
予定表をながめつつ、それではこれまでの長期休暇を
障害をもつ子どもたちとその家族は
どうやってすごしていたのだろうとかんがえてしまった。
なければなかったで、なんとかなっていた、
とはおもいたくない。
ピピにかよえることで、
すごくたのしいやすみだった、と
子どもたちによろこんでもらおう。
ハローワークに求人もだした。
子どもたちが10人もきてくれるなら、
5人の職員でうけいれたい。
ぜんぶのうごきをおとながしきろうとすると
めちゃくちゃたいへんなので、
われわれがするのは必要最小限の支援だけにとどめる。
できるだけ子どもどうしであそんだり、
自分ひとりでやりたいことに没頭してもらおう。
ピピはそのために必要な場所とおもちゃを提供する。
よけいな口ははさまない。
最初からはむりでも、だんだんと
おとなの影をうすくして、
わたしは縁側でねことあそんでいよう。
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