注目の前田が初ゴールをきめる。
「前田今シーズン初ゴールの相手は浦和レッズ」
とすぐにアナウンサーが反応する。
前田が初ゴールをあげた相手チームは
昨シーズンまで6年連続で降格するという
有名な都市伝説があり、
これまでゴールのなかった前田が、
どこを相手に初ゴールをいれるのか注目されていた。
しかし、今シーズンいいスタートをきった
レッズの降格はさすがになさそうで、
この伝説はついに効力をうしないそうだ。
本人も気になっていたそうで、
こういうプレッシャーからははやく開放させてあげたい。
試合はレッズがずっとせめつづけた。
ジュビロのシュートは前半が2(そのうちの1本が前田)、
後半が0に対し、レッズは後半だけでも15本のシュートをはなった。
ジュビロはよくまもったけど、
さすがに足がとまってきて、
ロスタイムにはいったところを
原口が相手チームのパスをカットして
キーパーと1対1になり、おちついて逆転ゴールをきめた。
原口は、それまでも積極的にゴールをねらっており、
それがさいごに実をむすんだ形だ。
それだけせめつづけても、
後半32分に森脇の同点ゴールがうまれるまでは、
なかなか点につながらなかったわけで、
なかでもこの試合までゴールのない興梠は
さかんにボールにからんでいくが、
どうしても得点にむすびつかない。
前半に自分がもらったPKも、
川口のファインセーブでとめられている。
興梠が、顔じゅうをつかった独特のニガわらいで
残念がる場面がなんどもアップになった。
これだけシュートをうちながら
5節までゴールをあげられないのはつらいだろう。
鹿島のときにも、はしりまわるわりにはチャンスをものにできず
くやしがる顔が印象にのこっている。
はやく結果をだして、おちついてプレーできるようになってほしい。
その他の試合では、
清水・新潟・甲府が初勝利をあげている。
川崎・湘南・磐田・大分はまだ未勝利のままで、
まだ5節とはいえ気になるところだ。
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