2013年04月23日

副業ではなく複業

先日ピピのスタッフであつまり
春やすみのうちあげと歓迎をかねて
夕食会をひらいた。
3人ではじめたピピも、
いまはほかにも5人の方にはたらいてもらっている。
かぞえてみると、8名のうちわたしと
もうひとりをのぞく6名が
複数の仕事についていることに気づいた。

先日よんだ『ぼくらの時代のライフデザイン』
(米田智彦・ダイヤモンド社)にも
「副業ではなく複業」ということがかかれている。
ひとつの職場にだけちからをそそぐのではなく、
いくつかの仕事をかけもちするほうが
たのしそうだし、かっこいい。
ピピは6人のフリーランスと契約をむすんでいる、
とかくとスカしてるみたいだけど、ほんとうのことなのだ。

じつはわたしも「野宿野郎」に「社員のようなもの」として
席をおかせてもらっている(はず)。
半年ほどまえに「野宿野郎」の「名刺のようなもの」に応募したので、
「社員のようなもの」といえなくはない、とおもっている。

「野宿野郎」のサイトに、最近の活動として、
大阪へ野宿遠征にでかけたときの報告がのっている。
場所と時間をネットでしめし、参加者を募集する。
野宿をしてみたいというひとがあつまって、
なんとなくおしゃべりしたりお酒をのんだり、そして野宿をする。
「野宿野郎」の、野宿へのおさそいはいつもこんなやり方だ。
朝になれば、ちらかった身のまわりをかたづけて、
それで解散となる。
もしかしたら、これは究極の社会参加型複職ではないかとおもった。
あらゆるとりきめがなく、ただあつまって野宿し、
朝にはそれぞれがまたちらばっていく。
こんなことをしていて、なにになるんだ、と
かとうさんはおもわない(はず)。
野宿がすきだから彼女はこうしたあつまりを企画しているのであり、
それによって社会をかえようとか、
お金をもうけようとかは全然かんがえていない。
それでもつづけているうちに
きっとなにかおもしろいうごきにつながっていくのだ。

わたしはまだ会社の面接(野宿)に参加したことがなく、
あんがい会社から「社員のようなもの」として
みとめられていないかもしれない。
わざわざ東京へ面接にでかけるのはめんどうなので、
それじゃあわたしのすむ町に支社をつくって、なんていうのは
きっと社長はよろこばないだろう。
それはそれで、そっちで自由にやってね、といわれそうだ。

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posted by カルピス at 09:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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