そのおおきな役わりとして夏やすみなどの
長期休暇中の支援がピピには期待されている。
ふだんは3時間程度をピピですごしているだけだけど、
夏やすみにはながいひとで8時間の活動を用意しなければならない。
いちねんで、いちばんいそがしくなる時期をまえに、
ビビったりうろたえたりしながら
まちがいなくもうすぐやってくる夏やすみにおびえている。
きょねんは夏やすみをどうすごしていたのだろう。
参考にと、きょねんかいたブログをよんでみた。
映画をみたこと、本もそれなりによんでいる。
サッカーもみているし、ネコたちのようすもかいてある。
デイサービスの仕事についての記述はほとんどなく、
のんびりと夏をすごしたようすがつたわってくる。
きょねんは開所したばかりで、利用者がまだすくなかった。
いちにちにおおくて3人。すくない日は1人と、
これではいそがしいおもいなどするわけがない。
ことしは状況がまるでちがう。
おおい日には18人の利用希望がでているので、
どうしても「おことわり」しなければならない日がでてくるし、
ピピですごす活動についても
10人以上の子どもたちがたいくつしないで
8時間をすごすながれをかんがえなければならない。
ノーテンキにすごせたきょねんがなつかしくなってきた。
利用人数のデコボコをならすために、利用調整にとりくむ。
ピピは10人定員の事業所なので、
平均で12人以下、いちにち最大15人をうわまわってはならない。
さいわいおおくの保護者の方にご理解いただき、
どうしても利用したい日と、
ピピをおやすみしても大丈夫な日をききだすことができた。
なんとかたかい山をけずって
なだらかな山なみにかえられそうだ。
人数はおおいけど、子どもたちは、スケジュールにそって
自分のやりたいことにとりくめるようになってきている。
たいへんだ、たいへんだと、
おおさわぎして夏やすみをむかえてみたら、
じつはぜんぜん大丈夫だった、という
ハッピーエンドに期待してもいる。
個人的なごほうびもひそかに準備して、
なんとかぶじに9月をむかえたい。
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