2013年08月16日

初盆で配偶者の実家へ まさかのネットカフェにもでかける

義理の母の初盆で、配偶者の実家へ。
ぶじお寺さんのお経がおわり、お墓にまいると、もうすることがない。
高校野球をやってるけど、まったく興味がないし、
ほかの番組だってわたしにとっては似たようなものだ。

それがおとといのはなし。
きのうは、まるいちにちをどうすごすかという課題にむきあった。
午前はまだすずしさがのこり、もってきていた本をよめたけど、
午後からはあつさでなにもする気になれない
(エアコンが2台あるけど、その2台で
5部屋40帖をひやさなければならず、ほとんど意味がない)。
ろうかにつんである古新聞もぜんぶ目をとおした。
予定どおり、ちかくの町にあるブックオフ風の古本屋兼レンタルビデオ店に
でかけることにする。
そこで本をさがしたあと、喫茶店で本をよむつもりだった。

古本屋のいり口にはってある、ネットカフェのポスターが目にはいった。
105円の本を3冊えらんだあと、
店員さんにそのネットカフェの場所をきいて
そこで2時間ほどすごすことにする。
せっかくあまりしらない町にきてるのだから、
一か八かで喫茶店をさがすほうがおもしろいだろうに、
つい安直な選択をしてしまった。

配偶者の実家でゆっくりして、親戚とおしゃべりをするいい機会なのに、
たいていなにか理由をつくっては家をあけてしまう。
なにもしないでゴロゴロをつづけるのは、
わたしにはあまりにもたいくつなのだ。
親戚づきあいをめんどくさがるわかい世代のはなしをきくと、
自分のすきなことばかりやっていてはダメだろう、
なんてえらそうなことをいいたくなるのに、
まさか自分がネットカフェににげこんでしまうとは。

ネットカフェはたてもの全体がうすぐらくてタバコくさく、
イスもリクライニングがすぎてくつろげない。
ただ、へんな音楽がかかっておらず、しずかなのはありがたかった。
なんとかおちつける姿勢をつくり、ブログをかいてアップする。
マッサージ機の部屋もえらべたので、
さいごに15分ほどもんでもらった。

けっきょくわたしにとって自由が、
そして日常生活がいかに大切か、
ということなのだろう。
いつもとおなじような食事をし、
おなじようなリズムでくらすことが
いまのわたしにはなによりもありがたい。
お盆と正月は、自分のおもいどおりにうごくわけにいかないので、
いつもこの時期がすぎるとホッとすることになる。
あまりにも自分をだいじにしすぎており、
そういう人間がわたしはきらいなのに、
やっていることはまさしく自分勝手な若造でしかない。

2時間をすすしい場所ですごし、
おもいがけずサイトのチェックもできて
自分がやりたかったことをしたはずなのに
なんとなくうしろめたさをかかえて配偶者の実家へもどる。
夕食までの1時間は、罪ほろぼしのつもりで
親戚とのおしゃべりにはげんだ、というのはもちろんウソで、
えんがわにすわってよみのこしの本をひらく。
まったくの日曜だった。

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posted by カルピス at 21:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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