2013年08月17日

まさかのベルデニック監督の更迭にはおどろく

大宮アルディージャのベルデニック監督の更迭にはおどろかされた。
コンフェデ杯によるリーグ中断後からおかしくなり、
現在5連敗とくるしんでいるのはしっていた。
交代は、「チーム内の一体感がたもてなくなりつつある」
(鈴木茂代表取締役社長)とし、
以前から監督の方針に不満をもつ選手たちとの確執があったともつたえられている。

しかし、それにしても現在4位という成績をおさめているチームが
監督を交代させるのにはおどろいた。
さくシーズンとちゅうから監督に就任し、
万年残留あらそいのチームにまけない体質をふきこみ、
今シーズンにはいっても
そのままいきおいを維持してJ1連続無敗記録を更新した。
一時期は首位にもたち、いまなお4位という
まったくもってわるくない成績なのに。

シーズン当初の「まけない」アルディージャはほんとうにつよかった。
テレビの解説でも、さくシーズンに導入した
ベルデニック監督の戦術が選手たちに浸透し、
堅守速攻というまよいのないプレーが結果をだしつつある、と
さかににベルデニック監督の手腕をもちあげていた。
その監督が、まさか更迭されるとは。

16日にはベルデニック前監督とのおわかれ会がひらかれ、
50人ほどのサポーターがあつまったという。
たった50人。
しつこいようだが、J1連続無敗記録を更新し、
一時期は首位にもたったのが、
つい先日のこととはとてもしんじられない。
突然の解任のはずなのに、
なんだかあらかじめきまっていたすじがきのように
淡々とながれがすすむ。
突然でありながら自然な結末ととらえられているのが
ベルデニック前監督のさみしさとくやしさをおもう。
おおくの監督がこうして現場をさっていったとはいえ、
本人がいちばんしんじられないうごきだったのではないか。

ひねくれたみかたをすれば、
これでまた残留あらそいのレースに
アルディージャがくわわる可能性がうまれたともいえる。
秋がふかまったころ、なんだかんだいって
アルディージャはいつも定位置にいますなー、
ということになれば、それはそれでおもしろいけど。

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posted by カルピス at 08:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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